施設案内

講堂

1983年に竣工した講堂は、本館との調和を考えて建てられた美しい形を持つ建物です。ここは、毎朝の礼拝を捧げる場です。毎朝始業前に、全校生徒がチャプレン、全教職員とともにこの講堂に会して、心静かに礼拝を捧げます。1200名が収容できるこの講堂は、礼拝堂としてあるのみでなく、ヒルダ祭(文化祭)の時には音楽や演劇の場に、またホームルームの時間には講演会の場として活用されます。講堂の建物の3階には、音楽室・美術室・被服室がそれぞれ2つずつ、またそのそれぞれの準備室があります。

  • 講堂1
  • 講堂2
  • 講堂3

本館

1977年に竣工し、翌年香蘭女学校創立90周年に合わせて落成記念礼拝を行った本館は、木々の緑とレンガの校舎との調和が美しく、香蘭女学校に相応しい景観を保っています。設計は世田谷美術館・国際日本文化研究センター・東京YMCA野辺山高原センター・皇居吹上新御所などを手がけられた内井昭蔵氏(1933~2002)によるものです。以後香蘭女学校の校舎の設計は、すべて内井昭蔵氏の手によって行われてきました。3階建のこの本館には、中等科生と高等科1・2年生が毎日勉強している普通教室があります。その他に、社会科書道教室、その準備室、中央教室、保健室、生徒会室、生徒集会室、給湯室などがあり、また文房具や生徒の昼食を販売している売店もこの本館1階にあります。2009年4月には、生徒が語らうサロンとして生徒ホールが完成しました。生徒が出入りするエントランスホールと管理棟の間のパティオと呼ばれる広場には、大きな「くすのき」が立ち、生徒の憩いの場になっています。エントランスホールに飾ってある赤い大きな絵は、本校卒業生の洋画家島田鮎子さんから寄贈されたものです。

  • 本館1
  • 本館2
  • 本館3

東館

1972年に竣工した東館は、香蘭の中で一番古い建物ですが、高等科3年生の普通教室と、化学・物理・生物の各実験室・準備室、および英語の授業専用の英語教室があります。
なお、2004年夏には本格的な耐震工事が実施され、関東大地震クラスの揺れにも十分耐えられる強度を備えた建造物として再生しました。

  • 東館1
  • 東館2
  • 東館3

南館

1997年に竣工した南館は、円筒形をした独特の建物で香蘭女学校の空間に趣をもたらしています。2・3階の二層になっている図書室、2つの調理室、オーキッドホールと呼ばれる多目的ホール、第一視聴覚室、および英会話や高等学校の選択授業などに使う3つの小教室などが設置されています。図書室の蔵書は6万冊近く。この豊富な資料を、生徒は学内だけではなく、自宅でも検索することができます。また、書籍だけではなく、DVDなどの視聴覚資料、JapanKnowledgeや朝日けんさくくんといった有料データベースも利用できます。閲覧席は全部で111席あり、授業や放課後に読書だけではなく様々な学習で利用されています。特に各教科や学年で行う探究的な学習では、図書室の資料やパソコン、iPadがそれぞれどの場面で利用するのに適しているかを司書教諭や学校司書が指導しながら進めています。

  • 南館1
  • 南館2
  • 南館3

聖ヒルダ記念館

1990年、香蘭女学校の創立100周年にその記念事業として建築された校舎がこの聖ヒルダ記念館です。公道を隔てて本館の北側に位置しています。第二視聴覚室、情報処理室(コンピューター室)、ヒルダ館2階教室、和室、茶室、父母の会室などがあります。情報処理室には2007年4月に高速インターネット回線と最新のソフトを導入した50台のパソコンを配置し、クラス全員が一人一人ゆったりとパソコンを学べる授業を展開しています。なお、この聖ヒルダ記念館には、外国人講師の校宅2棟が併設されており、また校友会(卒業生の同窓会)の事務所も設置されており、校友生の活動の拠点にもなっています。

  • 聖ヒルダ記念館1
  • 聖ヒルダ記念館2
  • 聖ヒルダ記念館3

ビカステス記念館

2005年に竣工したビカステス記念館は、英国の宣教師によって創立された香蘭の建学の精神を思い起こす意味をもって、英国風建築として造られました。香蘭女学校の創立者の名を冠したこの建物は、八角形のサロンと、チャプレン室・面談室から構成されています。サロンには、このビカステス記念館のために特別に作られた、ピアノの前身楽器であるチェンバロが据えられ、周囲の庭園は本格的イングリッシュ・ガーデンとして整備されています。キリスト教センターがここに置かれ、チャプレンや専門の担当者が生徒の相談に乗れるようになっています。
なおこのビカステス記念館の建物は、日本建築美術工芸協会賞である第15回AACA賞奨励賞を受賞しました。

  • ビカステス記念館1
  • ビカステス記念館2
  • ビカステス記念館3

芝蘭庵

2005年に竣工した芝蘭庵は、創立以来香蘭女学校が大切にしてきた日本文化の教育の象徴として、また以前この土地に住んでおられた実業家・伊藤幸次郎氏が1919年ここに建てた茶室「寸心庵」の再構の意味も兼ねて本格的茶室として造られました。香蘭女学校の名前の由来である「善人と居るは芝蘭の室に入るが如し、久しくしてその香を聞かず、即ち之と化すなり」という孔子の家語から、裏千家御家元・千宗室宗匠によって庵号が命名されました。扁額「芝蘭庵」と床に架けられたお軸「如入芝蘭之室」も御家元・千宗室宗匠の揮毫によるものです。
周囲の日本庭園も本格的に整備されたこの芝蘭庵は、日本建築美術工芸協会賞である第15回AACA賞奨励賞を受賞しました。

  • 芝蘭庵1
  • 芝蘭庵2
  • 芝蘭庵3

体育館棟

2008年12月に創立120周年記念事業として竣工した体育館棟には、バレーボール、バスケットボールなどができるアリーナが地下2階から地上1階までの吹き抜けでつくられ、また一学年が全員で使える更衣室も完備しています。2階東半分の小ホール「タナーホール」は、自動出入式階段状椅子、わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である(ヨハネによる福音書第15章5節)を描いたステンドグラス、そしてカンタベリー十字架が掲げられ、小礼拝堂・小講堂・小体育館として利用されています。2階西半分は天然芝の屋上庭園「Floral Garden」と回廊・ベンチ、北西端には鐘楼「シャロームの鐘」が設けられ、8時と17時15分に美しい音色を校内に響かせています。

  • 体育館棟1
  • 体育館棟2
  • 体育館棟3

校庭

2003年夏に、それまでのコンクリートから最新の砂入り人工芝に造り替えた緑の美しい運動場は、約2000平方メートルあり、排水機能が高く、安全性にも優れた作りになっています。この校庭は、テニスコートのほか、陸上競技用のトラックも整備され、正課の体育の授業のほか、部活動に毎日利用されています。

  • 校庭1
  • 校庭2
  • 校庭3

築山

香蘭女学校の敷地は元々著名な実業家である伊藤幸次郎氏の邸宅があった土地で、その当時からあった築山が、今、学校の自然の宝庫として大切に守られています。四季おりおりの木々の風情や、遠くから飛来するさまざまな鳥たちのさえずりは、香蘭に集う者たちの心の拠り所となっています。鯉やメダカなどさまざまな魚が悠然と泳ぐ築山の池と小川も、都会とは思えぬ風景を作り出しています。

  • 築山1
  • 築山2
  • 築山3

管理棟

1978年に本館の一部として竣工した管理棟は、学校の運営にかかわる建物です。校長室、理事室、事務所、校務員室、会議室、応接室、放送室、印刷室、教務部室、生徒部室などのほかに、生徒が普段しばしば出入りをする教員室、進路指導室、自習室などがあります。外部からいらっしゃる方の受付は、この管理棟の1階にあります。

  • 管理棟1
  • 管理棟2
  • 管理棟3

西のお庭

2016年に校地の一部となった場所を「西のお庭」と呼んでいます。南側半分には果樹が植えられ、北側半分には生徒たちの手によって野菜が植えられています。土作りから植えつけ、手入れをし、とうもろこし・枝豆・トマト・なす・さつまいも・ハーブ・じゃがいも・藍などを栽培しています。

  • 西のお庭1
  • 西のお庭2
  • 西のお庭3

清香寮(北軽井沢山荘)

1958年に北軽井沢大学村に購入した2000坪の土地は、落葉松の林に囲まれ、浅間の秀峰を見渡せる望む風光明媚な地で、そこに翌年7月山荘が竣工しました。別館3棟も含め130余坪。90名の収容が可能な清香寮です。木をふんだんに使った建物は中等科の山荘生活に使われ始め、以後60年近く自分達の手で維持されてきました。建物の管理、掃除や食事等、寮の運営全てを自分達で行う学校は現在では稀で、特に中等科山荘生活の食事の世話に、自ら志願して参加する高等科生が何日も宿泊して従事する伝統は、上級生・下級生の理想的な関係を生み出す源となっているばかりでなく、他者のために力を惜しまないキリスト教の根本的精神を育む大切な場となっています。現在は中等科1年生がクラス単位で2泊3日の山荘生活を送り、校外活動プログラムでも北軽井沢自然教室として学年を超えて山荘での交流を深めており、北軽井沢にもう一つの校舎があるように思える、そんな山荘です。

  • 清香寮(北軽井沢山荘)1
  • 清香寮(北軽井沢山荘)2
  • 清香寮(北軽井沢山荘)3
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