トピックス(2016年1月掲載分)

常総市長を訪問した生徒会役員が礼拝で報告2016年01月30日掲載

  昨年末の12月25日に、学校で行った募金を手渡しに常総市を訪れ、高杉徹常総市長に面会した生徒会役員のうちの一人、高等科生徒会の副会長が、1月15日の礼拝の中で全校生徒に向けてその報告をしました。
 8時15分より高橋宏幸チャプレンの司式により礼拝が捧げられました。その中で、生徒会副会長の報告があり、聖歌118番を奉唱し、オルター・ギルドの高等科1年の生徒が祭壇の燭台の灯を消して終わり、全校生徒は生徒会副会長の常総市訪問報告を各自心にとめながら各教室へ戻ってゆきました。
 今回はその生徒会副会長の報告を掲載します。
 
 
 皆さん、記憶に新しいと思いますが、2015年9月11日、台風18号に伴う大雨により茨城、栃木、宮城で大きな水害が発生。茨城県常総市では連日の大雨により鬼怒川の堤防が決壊しました。昨年の秋、礼拝で、Y先生がふるさとの災害についてお話ししてくださったことを覚えていらっしゃる方もいると思います。
 水害直後の9月はニュースで連日被害状況が報道されていましたが、最近ではメデイアで見聞きする機会がほとんどなくなりました。そんな中、昨年12月25日、私たち生徒会執行部はY先生に茨城県常総市を案内していただき、皆さんのご協力によって集められた募金を高杉常総市長に無事お渡しすることができました。募金期間は2日間と短かったですが、皆さんの善意のおかげでたくさん集まりました。募金にご協力いただき、ありがとうございます。
 さて、常総市を訪れた時の私の第一印象ですが、「本当にここで水害があったの?」と思うくらい、水害の跡をみつけることができませんでした。ごく普通の風景に見えたので、私は単純に「もう復興したんだ」と思いました。その素直な感想を伝えたところ「家の外壁を見てごらん」とY先生はおっしゃいました。外壁をよく見ると、私の身長を超える位置にうっすら白い線が残っていました。鬼怒川の水がそんな高い位置まで達していたんだと思うと、ゾッとしました。
 被害の大きかった一角を歩いた際、すれ違うのは大工さんが多く、町にはカナヅチやドリルの作業音が鳴り響いていました。4ヶ月経った今でも家屋の修復が完了せず、住民の皆さんは市が用意した避難所や親類宅に避難しているそうです。復興したように見えるのは私の勘違いだったとその時気づきました。
 ここで改めて被害の具体的なお話をさせていただきます。常総市の鬼怒川東エリアでは町の9割が床上浸水となり、市全体の排水が完了するまでに一週間かかったそうです。床上浸水をした家屋の被害は床掃除をすれば住めるという訳ではなく、床下の泥のかき出し、床板の洗浄・除菌、浸水した家具・電化製品・畳・車など1階部分の家財はほぼ全壊です。各個人で住宅修復に数百万かかり、支援金ではとても足りないそうです。
 昨年末のテレビで被災者の方が、住めない我が家を見ながら「悔しい」と言われていたのが頭から離れません。被災者の方々の悔しさは、当事者でない私たちには計り知れません。
 高杉市長は、今必要なものは物資ではなく、「目的別に指定された支援金だ」とおっしゃっていました。私たちの募金も、被災者の皆様の復興に僅かでもお役に立てれば嬉しく思います。
 常総市は農地が多く、そこには、がれきが現在も山のように積み重なっていました。お年寄りの農業者は、農業を一から始める自信がなく、やめようかと考えている方も多くいます。地域で商店を営んでいた方、工場を経営していた方も同様だそうです。このような精神的2次被害を防ぐため、地元の看護師がチームを組んで町を巡回しているとおっしゃっていました。
 また災害発生直後は、横浜市や名古屋市ががれき処理を引き受け、11月には田んぼに流れてきた布団、机、畳などのゴミ拾いのボランティアとしてY先生の母校の高校生が活躍したそうです。4ヶ月経った今も、様々な支援が被災地の復興に必要とされています。
 今回の被災地はたまたま茨城、栃木、宮城でしたが、次の自然災害の被災地は私たちの学校や自宅周辺かもしれません。報道も減り、私たちもつい多忙な日々に追われがちですが、自然災害の脅威を忘れず、被災地への関心を持ち続け、「私たちにできることをする」、そんな行動力を身につけたいと思います。
 今回、Y先生のふるさとであったことから、高杉常総市長に直接募金を手渡しする機会をいただけたこと、そしてこのように深く考える機会を与えてくださったことに、私たちは深く感謝しています。
 皆さん。是非ご家族でこのことについて話し合っていただければと思います。

韓国の昌寧女子高校の生徒21名が来校2016年01月28日掲載

  香蘭女学校が毎年春に行っている韓国研修で一昨年から交流している昌寧(チャンニョン)女子高校の生徒21名が引率の先生とともに、この1月14日午後、香蘭女学校にやって来ました。今回の香蘭女学校訪問は、高等科1~3年生の生徒21名の家にそれぞれホームステイを3泊しながら、学校生活も体験するというプログラムです。
 寒い日ではありましたが晴天に恵まれた1月21日午後3時半過ぎに香蘭に到着した昌寧女子高校の生徒たちは、すぐに会議室に入り、受け入れの香蘭生の歓迎を受けました。昨年春に昌寧女子高校を訪れた生徒たちもこの場にやって来て、久しぶりの再会を喜んでいました。
 香蘭女学校の高田校長、昌寧女子高校の教頭先生はじめ2名の先生方の紹介があった後、早速ホームステイ先の生徒たちとの顔合わせが行われました。そしてその足で、各自の家へ連れ立って帰宅してゆきました。
 その後引率の先生方は、校長室に移って高橋チャプレンも交えてしばしの歓談を楽しみ、そのまま高田校長の案内で宿泊先へと向かって行かれました。
 いよいよこれから昌寧女子高校の21名の生徒たちの、足かけ4日間の初めての日本、そして香蘭女学校での生活が始まります。

ウメの花が1月13日に早くも咲きました2016年01月27日掲載

  この1月13日、例年よりも何週間も早く、ウメの花の第一輪が、ガールスカウト発祥の碑の前の樹で開花しました。早くも春を迎える第一声です。
 体育館棟の屋上にあるフローラル・ガーデンの芝生は今年も、冬の寒さからその身を守る養生シートが被せられていますが、築山では、その冬の名残のカンツバキが最後の晴れ姿を見せてくれています。また、オレンジ色のクチナシの実もあちらこちらの樹に見ることができます。
 この季節にいつもそっと咲いている芝蘭庵の茶庭のロウバイも今その花をつけていますが、今年は咲き始めが早かったようで、例年は散っている大きな葉がまだ残っているうちに花がたくさん咲きました。
 また、早くもジンチョウゲの樹も花を付け始めています。
 売店裏のスイセンも可憐に咲いていますが、白いスイセンであるペーパーホワイトが、今年も可愛い花を咲かせています。この売店裏のスイセンは、先年逝去された売店のご主人・嶋田進さんが植えられて熱心に手入れをされていたものだそうです。
 変わり種は、毎年2月頃に管理棟南で咲くシンビジウムです。これは校務職員の方が以前この場所に直植えされて丹精して育てられたものですが、今年は早くも1月上旬に立派な花を見せてくれています。
 今年も香蘭女学校の美しい花風景が、いよいよ始まったようです。

「成人式感謝礼拝」を三光教会で捧げました2016年01月18日掲載

  今年も「成人式感謝礼拝」を捧げる季節がやってきました。
 1月11日は成人式に相応しい素晴らしい晴天となりました。晴れ着姿の第122回卒業生が、成人式感謝礼拝が行われる三光教会の聖堂に集まってきました。
 15時の開式の鐘が鳴り終わるとともに、高橋チャプレンの司式によって感謝礼拝が始められました。祈りのことば、詩編第23編に引き続き、今回成人した第122回卒業生の1人が担当した日課聖書(マタイによる福音書第7章7~12節)朗読に耳を傾け、そのあと全員で聖歌469番を歌いました。
 次は高橋チャプレンの教話でした。「この年になってもやはり夢もあり、希望もあり、持病もあり」などと卒業生を笑わせながら、お話は始まりました。成人式を迎えた今、改めて自分の原点に立って、希望を持って、自分という賜物の持つ可能性を信じて、一歩一歩丁寧に人生を創っていってほしい。今日の日課聖書に「求めなさい」「探しなさい」「門をたたきなさい」とあるが、正確に言えば「求め続けなさい」「探し続けなさい」「たたき続けなさい」。上手くゆかなくても諦めずに希望を持ち続けてチャレンジしていってほしい、とチャプレンは力強く訴えかけました。真剣な表情で食い入るように教話を聞いていた卒業生の姿が印象的でした。
 このあとマリヤの賛歌、諸祈祷、主の祈り、祝祷と続き、最後に聖歌521番を歌って感謝礼拝は終わりました。
 その後すぐに高橋チャプレン、三光教会の神崎司祭、高田校長、校友会の保坂会長、からそれぞれお祝いのことばがありました。
 引き続き、会場を三光教会会館に移して茶話会となりました。華やかな雰囲気の中で成人式感謝礼拝の一日が終わりました。

冬の校外活動(スキー教室)を実施しました2016年01月17日掲載

  今年度も冬の校外活動として、スキー教室を実施しました。例年通り中等科2年生~高等科2年生より希望をとり、50名の生徒たちが引率の先生たちとともに、昨年暮れの12月21日~24日の3泊4日という日程で、例年と同じ山形県天元台スキー場へバスに乗って出かけました。
 今年度はご存知のように暖冬なので、雪の積もり具合は例年よりかなり少なかったのですが、このスキー教室の期間も雪が降り、まずまずのコンディションで実施することができました。天気は曇りか雪ということが多く、途中少し晴れ間が出た時もありましたが、全体にはどんよりした空の下でのプログラムでした。参加した生徒たちは、専門のコーチの指導を受けながら滑りの技術を高めるべく、何度も滑りの練習を重ね、かなりの成果をあげました。
 天元台のもう一つの魅力は、その食事。毎晩地元の豊かな食材で毎食おいしく頂くことができました。 夜にはゲームなどのレクリエーションもありました。
 毎日、祈りによって一日を終える4日間を十二分に満喫して、参加者全員が無事帰京しました。

三学期始業式の感謝礼拝を捧げました2016年01月16日掲載

  冬休みも終わり2016年を迎え、三学期がスタートしました。この1月7日には三学期の始業式の感謝礼拝が礼拝堂で捧げられました。
 久しぶりに全校生徒と全教職員が一堂に会し、オルター・ギルドの生徒によって灯が点された祭壇を前に、聖歌116番を全員で歌って高橋チャブレンの司式により礼拝が始められました。祈りの言葉に続いて日課聖書が青野教頭によって朗読されました。日課は「ヨハネの手紙一」第4章16~19節。
 続いて高田校長の式辞がありました。「一年の計は元旦にあり」ということわざを例に出され、このことばは実は毛利元就の言った「一年の計は春にあり、一月の計は朔にあり、一日の計は鶏鳴にあり。」ということばが元になっているというお話から始まりました。新しく始まることはワクワクするものであり、今度は何をしようかな? と希望を抱く時であるので、この新年を迎えるにあたっても、今年は何をしようかな? としっかりと計画を立ててみましょうとの呼びかけがありました。また、二学期の終業感謝礼拝の時の式辞にあった「平和」の話もされました。「平和」に向けて私には何ができるのだろう? と考える年にもしてほしいと強く訴えかけられました。今日読まれた日課の聖書には「神は愛です。愛にとどまる人は、神の内にとどまり、神もその人の内にとどまってくださいます。」と書かれているが、そのような「愛」を信じることのできるキリスト教学校に通う私たちが、「平和」に向けてできることは何でしょうか? と、この時代を生きる私たちの根本的な意識を問われました。
 続いて校歌を全員で歌い、諸祈祷、祝祷をささげたあと最後に聖歌108番を歌って三学期始業礼拝は終わりました。
 このあと全校生徒は各教室に戻り、いよいよ新しい学期の始まりです。

香蘭女学校へ届いたクリスマスカードを展示2016年01月15日掲載

  香蘭女学校ではずっと昔から毎年二学期の最後に、全校生徒で(教員も参加しています)クリスマスカード交換をしています。今年度も11月下旬には校内各所にクリスマスカード交換の案内掲示が出され、クリスマスに相応しいお気に入りの聖句とクリスマス・メッセージと自分のクラス・氏名を記したカードを、各クラスの宗教委員が集め、全校から集まった1000枚以上のクリスマスカードをその宗教委員たちがシャッフルして、各クラス分に分けて配る用意をしました。そしていよいよクリスマス礼拝の日、全員にクリスマスカードが配られました。校内あちらこちらで、カードを開いた時の歓声が聞こえました。毎年恒例の心温まる習慣です。
 冬休みから三学期初めにかけては、エントランス・ホール入ってすぐの掲示板に、香蘭女学校へいろいろな所から送られてきたクリスマスカードが今年度もまた展示されました。国内外のさまざまな学校や施設などから、香蘭女学校宛てのクリスマスカードが毎年たくさん届きます。また、香蘭女学校からも毎年たくさんの学校・施設にクリスマスカードをお送りしています。
 イエス・キリストの降誕の日のクリスマスカード交換。キリスト教学校ならではの、カードを通じての親しい関係が長年続いています。

立教英国学院に「留学」している生徒の近況(10)2016年01月14日掲載

  去る4月より立教英国学院に「留学」している2名の生徒の最近の様子をご紹介します。
 立教英国学院では11月1日の「オープンデイ」が終わった後は、11月21日と24日にCambridge英検、11月25~30日には期末テストがあり、そのあとはスクールコンサート、キャロリング、クリスマス礼拝、そして12月5日の二学期終業礼拝と続きました。
 香蘭女学校から「留学」している2名の生徒が属する中等部3年生は、そこから12月13日(日)までの一週間、補習期間に入りました。この一週間は朝の起床・ラジオ体操・礼拝等の係もすべて自分たちで行います。そして補習は、英語・数学・国語の授業が各90分、毎日午後3時まで行われ、夜も自習を行います。これまで学習してきた中学校3年間の内容に取りこぼしがないかを確認し、弱点である分野に関しては自習時間を使って徹底的に復習したり先生に質問したりします。
 こうして中等部3年生は、4月からの高等部進学に備えます。

生徒会役員が先日の募金を届けに常総市長訪問2016年01月13日掲載

  先日、中等科・高等科生徒会では、9月10日の記録的大雨による被災をした茨城県常総市の支援をするために、「常総市大水害支援募金」を実施しました。そこで多くの生徒や教職員から集められた募金を、高等科生徒会役員の生徒たちがこのたび常総市に届けに出かけました。
 12月25日に常総市役所を訪れた生徒会役員の生徒たちは、高杉徹市長の出迎えを受け、今回の募金活動で集めたお金を直接手渡ししました。高杉市長は、一人一人の生徒会役員とお礼の握手をしてくださいました。
 そのあと生徒たちは市庁舎をあとにして、常総市内の被災した場所を見てまわりました。まだ河の中に残っている瓦礫、1階が使用不可能になってしまっている家屋、家の壁や門柱・生け垣などに残る水に浸かったところとそれ以外のところとの境目がはっきりわかる線、復興を応援する各所のメッセージ等、改めて今回の大きな被害を思わずにはいられませんでした。

三光教会クリスマスイブ礼拝でクワイヤー奉唱2016年01月12日掲載

  香蘭女学校のお隣にある日本聖公会三光教会で12月24日夜に行われた降誕日前哨祭の唱詠晩祷(クリスマスイブ礼拝)に、香蘭女学校のクワイヤーが昨年に引き続き招かれ、アンセムの奉唱をしました。
 今年も午後7時から始められた降誕日前哨祭。参列者各自が手に持ったロウソクの灯だけが聖堂内に揺らめく中、前奏、アコライト・ギルド(このメンバーの中には香蘭女学校の生徒もいます)の先導によるプロセッションの入堂に続き、全員で聖歌69番を歌い、クリスマス・クリブの祝別、そして祈りが捧げられた後、香蘭女学校クワイヤーがアンセム「Christmas Lullaby」(John Rutter)をまず奉唱しました。
 礼拝は、始めの唱和、聖歌71番、マリアの賛歌と続いた後、日課聖書の朗読と聖歌と祈りの言葉がそれぞれ9回続けられ、三光教会の神崎和子司祭によるクリスマス・メッセージがありました。
 使徒信経に続き、今度は香蘭女学校クワイヤーと三光教会聖歌隊合同によるアンセム「The Birthday of Christ」(Martin Shaw)が奉唱されました。
 平和の挨拶、奉献、聖歌81番、主の祈り、特祷、祝祷、聖歌83番と続いて、降誕日前哨祭の礼拝は終わりました。
 礼拝の終わった夜9時まで三光教会聖堂は今年もたくさんの参席者でいっぱいでしたが、香蘭女学校の生徒や卒業生や先生方も多数出席して、三光教会と香蘭女学校の深い繋がりを感じさせるクリスマスイブ礼拝でした。そして今年もクワイヤーは、教会のクリスマスで大切な奉仕をさせていただきました。

人形劇部が三光教会子どもクリスマスで公演2016年01月11日掲載

 恒例となっている人形劇部のクリスマス公演が、今年度もお隣の三光教会のクリスマス会で行われました。この公演は毎年、お隣の三光教会のステパノ会(子どもとその保護者の会)の子どもクリスマス礼拝のあとにその祝会で、礼拝に参加した子どもたちとその家族を対象として行われています。
 今年度は12月20日。午後1時30分から三光教会聖堂でステパノ会のクリスマス礼拝が行われました。その中では子どもたちによるパジェント(イエス・キリストの降誕劇)が可愛らしく披露されました。
 そして引き続き会場を香蘭女学校のオーキッド・ホールに移し、人形劇部の公演が行われました。今年度の演目は、元々絵本にあったお話を人形劇部の高等科1年生の部長が台本に仕上げた心あたたまる物語でした。主人公は自分に自信が持てない一人の子。友だちに素敵な言葉をかけてあげたりできる優しい子だけれども、自分に自信がないためにどうせクリスマスにサンタクロースからプレゼントも貰えないんだと思っていました。しかし、友人との関係を通して家族とのつながりを知り、次第に自分が家族に大切にされてきた存在であることに気づき、実は自分という一番素敵なプレゼントを貰っていたんだということがわかるという、クリスマスにちなんだ自己発見のお話でした。
 ステパノ会の子どもたちは目を光らせて食い入るように劇を鑑賞していました。そして劇が終わったら、元気よく拍手を送っていました。人形劇部の部員たちも精一杯頑張って素晴らしい公演をして、満足の表情でした。
 部活動などを通して、学校外のいろいろな人々と交流が持てる。人形劇部が毎年行っているこのような活動が、なお一層さまざまな所で展開できればと考えています。

二学期終業式の感謝礼拝を捧げました2016年01月10日掲載

  ヒルダ祭・バザーだけでなく行事がたくさんあって目まぐるしく毎日が過ぎた二学期も、いよいよ終わりの時を迎えました。12月19日、二学期終業式の感謝礼拝を全校で捧げました。
 前日のクリスマス礼拝に引き続き、祭壇のロウソクとともにアドヴェント・クランツにオルター・ギルドの生徒により5本の灯が点された礼拝堂に、全校生徒が集まりました。
 最初に降誕日の聖歌73番を全員で、中等科2年生のオーガニストの伴奏で奉唱する中、アコライト・ギルドの生徒たちの先導でプロセッションの入堂がありました。引き続き、高橋チャプレンの司式によりお祈りのことばを唱えました。今日の日課聖書朗読(ペトロの手紙第3章8~18節)は青野教頭。2015年を終えるにあたって、高田校長先生の式辞は、平和のことを主題としてのお話でした。この日の日課聖書として高田校長が選んだペテロの手紙に「悪をもって悪に、侮辱をもって侮辱に報いてはなりません。」「神の御心によるのであれば、善を行って苦しむ方が、悪を行って苦しむよりはいい。」 とあるように、キリストに倣って私たちは平和のために生きるものであるはずなのに、平和の世紀と言われて期待に胸を膨らませて始まったこの二十一世紀が、このように戦争、テロ、殺人などの連続の世紀になってしまっている。一体この状況の中で、私たちは何を学ぶべきなのか。そして何をすべきなのか。中高生のこの大切な時期に、そしてこの時代に、持つべき問題意識を強く問われたお話でした。
 そのあと全員で校歌を歌い、諸々のお祈りを捧げたあと聖歌85番を歌って、2015年最後の礼拝は終わりました。礼拝後は各教室に戻って、二学期の最後のホームルームが持たれ、各担任から通知表が手渡されました。
 いよいよ、冬休みです。翌々日(21日)からは山形・天元台での校外活動(スキー教室)も始まりますが、この冬休みに全校生徒がこの一年を振り返って、どのような問題意識を持って生徒たちが一人一人新しい年を迎えてゆくのか。新年が楽しみです。

全校で「クリスマス礼拝」を捧げました2016年01月09日掲載

  12月18日、待ちに待ったクリスマス礼拝の日を迎えました。降臨節を迎える礼拝以後、アドヴェント・クランツに毎週1本ずつ灯を点してきましたが、この日はオルター・ギルドの生徒が礼拝堂の5本すべてのキャンドルに点灯して、イエスの誕生をお祝いする礼拝「クリスマス礼拝」を全校で捧げました。
 まず聖歌81番を全員で歌う中、アコライト・ギルドの生徒たちの先導によるプロセッションが入堂しました。引き続き、高橋チャプレンの司式により礼拝が始まりました。日課聖書朗読(ルカによる福音書2章10~11節)に耳を澄まして、「マリアの賛歌」を皆で唱えた後、クワイヤーによる奉唱がありました。いよいよ生徒たちの奉仕によってクリスマス・パジェント(イエスの降誕劇)が始まりました。第1幕は「メシアを期待する」。その中で中等科3年生がキャロルを奉唱しました。第2幕は「イエスの誕生が予告される」。ここでは中等科2年生がキャロルを奉唱。第3幕は「宿屋を探す」。高等科1年生のキャロル。第4幕「羊飼いと天使」。そのあと全員で聖歌74番「きよしこの夜」を奉唱し、続いて高等科2年生のキャロル。第5幕「占星術の学者」では中等科1年生のキャロル。そして第6幕「馬小屋」。その後全員が起立して、聖歌110番を全校生徒が奉唱しました。そして最後に高等科3年生がキャロルを奉唱しました。
 次に、香蘭女学校の横内允理事長からクリスマス・メッセージをいただきました。イエス・キリストが決して皆に歓迎されて生まれてきたのではないことが私たちに何を伝えるのか、クリスマスの根底の意味を問いかける大切なお話をしていただきました。
 引き続き、聖歌102番を全員で奉唱する中、各自が自分の生活の中から少しずつ貯めてきたクリスマス献金が、各学年代表の生徒の手で捧げられました。諸祈祷、祝祷の後、聖歌83番を歌ってクリスマス礼拝は無事終わりました。
 
 ≪各学年が英語によって奉唱したクリスマス・キャロル≫
    中等科1年:「Away in a manger」
    中等科2年:「O little town of Bethlehem」
    中等科3年:「Once in royal David’s city」
    高等科1年:「O come, all you faithful」
    高等科2年:「The first Nowell」
    高等科3年:「Angel For The Realms Of Glory」

登校日礼拝と表彰式とiPad利用状況のお話2016年01月08日掲載

  12月10日には期末テストも終わり、12月14日には全校登校日でしたから久しぶりに全校生徒が登校しました。
 この日の朝は礼拝前にまず全校生徒が礼拝堂に集まって、12月18日のクリスマス礼拝で歌うクリスマス・キャロルや聖歌の最後の全体練習を行いました。各学年とも、全員が声を揃えて美しい張りのあるハーモニーを、礼拝堂いっぱいに響かせていました。そのあと改めて各教室に集まって、全校礼拝のために再度礼拝堂へ向かいました。
 全校礼拝の前に、高等科1年生のオルター・ギルドの生徒の手で、アドヴェント・クランツの3本のロウソクに灯が点されました。礼拝は高橋チャプレンの司式で始められ、高等科2年の日課朗読奉仕の生徒による聖書「マタイによる福音書」第19章16~22節の朗読、降臨節の聖歌66番の奉唱、祈りに続き、高橋チャプレンからの教話がありました。諸祈祷、主の祈り、祝祷のあと聖歌565番を歌い、オルター・ギルドの生徒が祭壇とアドヴェント・クランツのロウソクの灯を消して、礼拝は終わりました。
 引き続き、二学期始めに実施された全校一斉漢字百題テスト・英単語百題テストの優秀者と、その他の活動で成果をあげた生徒の表彰が行われました。百題テストは香蘭女学校では学校あげてずっと以前から長く続けられているもので、日頃の努力の成果が問われる大切な場となっています。その他の表彰は、書道展で優秀な成績をあげた生徒たちでした。百点テストで満点の成績をあげた受賞者たち、また自分が一生懸命取り組んでいる活動で高い評価を受けた生徒たちが、緊張の中にも晴れがましさを湛えた表情で、賞状と副賞を受け取っていました。
 続けて、図書委員会の委員長から、冬休みの図書貸し出しについての案内がありました。香蘭女学校図書室では、長期休暇にはいつも冊数無制限の図書貸し出しを行っています。この冬休みも同様に、何冊でも借りてよいことのアピールがありました。
 そのあと、ICT委員会の先生方から、今学期から開始されたタブレットiPadの利用状況についての報告と、今後の利用に向けての心得のお話がありました。英語の授業を中心に学習活動で使用することがメインとなっているiPadですが、放課後には生徒への貸し出しを行っており、生徒もかなり積極的にiPad を利用しています。
 引き続き全校生徒は、各クラスに戻り、それぞれ期末テストの答案を受け取り、二学期の自分の学習の成果を一人一人しっかり確認しました。

立教英国学院に「留学」している生徒の近況(9)2016年01月07日掲載

  去る4月より立教英国学院に「留学」している2名の生徒の最近の様子をご紹介します。
 11月1日(日)。今年も立教英国学院恒例の「オープンデイ」が開催されました。「オープンデイ」は、立教英国学院を学校近隣の皆さんに知ってもらうために毎年この時期に開催されています。
 今年は濃い霧の中のスタートとなりました。今年のオープンデイのテーマは「SAMURAI HEART」。そして、香蘭女学校から「留学」している2名の生徒が属する中学部3年のテーマは「人生行路 The course of life」でした。この中等部3年の展示は、自分が死んだら……という設定で展示が始まり、人生を振り返るエリアではクラスメイトのチビッ子時代の写真展示もあり、そこを抜けると巨大な閻魔大王の像が現れます。時間をかけて学年全員で必死に準備した展示でした。
 さて、この「オープンデイ」を振り返って、香蘭女学校から「留学」した生徒が書いた作文が、立教英国学院で発表されました。それを転載いたします。
 
 
    「オープンデイを終えて」
 
 “オープンデイ”。この言葉は私を高揚させ、同時に不安にさせた。けれど、立教に来て最初で最後のオープンデイはそんなことも構わず、私の心に強く残るものとなった。
 オープンデイ期間中、私はクラス企画で背景班に配属された。(この“○○班”という制度が香蘭の文化祭にはなかったので、とても新鮮だった。)楽しく絵を描きたいと思って入った背景班だったが、予想以上にきつい作業だった。まず体育館での作業がとても寒い。そして警告がついてしまうためにブレイクには行けない、仕事量が多い。全ての班の中で背景が一番大変だったのではないかと私は考えている。そんな作業の中でも常に楽しくいられたのは、一緒に働いた友達がいたからだと思う。多少のぶつかり合いはあったが、背景を通じて友達との絆が深まったのは確かだし、お互いのがんばりを認め合えるような仲になれたことが私はとても嬉しい。背景班に入って本当に良かった。
 オープンデイ当日、私にはクラス企画の他にもう一つの大舞台が待っていた。オープンデイコンサートだ。ラヴェルのアラベスク第2楽章とギロックの連弾曲を弾いた。私はこの日のために1学期から練習を重ねてきた。本番は緊張したものの、ミスなく演奏を終わらせることができて安心した。
 コンサート以外にも楽しめることは沢山あった。高校3年の先輩方が担当してくださった焼き鳥、古本、バザー、そして何と言っても他学年のクラス企画だ。私は高校2年の「メモリー企画」が強く印象に残っている。今年は終戦70年の節目であり、タイムリーな話題であったが、ただ淡々とそのことについて説明しているのではなく、リアルな模型と臨場感溢れる文章は他のどのクラスにもない完成度で舌を巻いた。上級生の実力を改めて思い知らされた。
 そして最後に後夜祭があった。剣道、ダンス、ダブルダッチ、劇そしてエンターテイメントの発表はどれもすばらしく、見ていて楽しむことができた。私は出演こそしなかったが、劇企画の大道具に参加していたため一緒に達成感を得ることができた。
 このオープンデイを通じて、私は色々なことを学べた。英語での道案内、友達付き合い、刷毛の洗い方……。数え上げればキリがない。今後使っていけることがあれば積極的に使いたいと思う。そして、こんなに素敵な体験ができたことに私はとっても感謝している。香蘭に戻るまであと4ヶ月、これからも立教生活を心から楽しみたいと思う。

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