トピックス(2016年11月掲載分)

バザーで「広島平和学習」の展示を行いました2016年11月30日掲載

11月23日に行われた114年目のチャリティー・バザーの時に、ビカステス記念館のサロンでは今年も、8月に実施された校外活動の「広島平和学習」展示を行いました。三年前・一昨年・昨年に続き、4年目の展示となります。

展示は、被爆者のお一人としてお話をうかがった岡田恵美子さんの紹介とそのお話の中で心に強く刻みつけられた言葉を写真とともに紹介してありました。次に、広島の復興までの道のりの説明。その次は「広島女学院の活動」紹介。今年度の「広島平和学習」でも、広島女学院高校の皆さんに碑巡りのご案内をいただくとともに、交流会も持ちました。そして2008年より広島女学院が中心となって行われ、香蘭女学校も毎年参加させていただいている「核廃絶!ヒロシマ~中高生による署名活動」や「ヒロシマ アーカイブAR(拡張現実)アプリ」についての展示がありました。さらに「爆心地MAPS」とその解説、「千羽鶴プロジェクト」の紹介、そして「危ない!! 日本の核問題」「ちょっと待った!! 憲法改正草案」などの展示がされていました。

今回の展示では、ヒロシマ・グッズの販売があり、オリジナル・リングノートや缶バッジなどが生徒の手によって販売されました。

そして会場では、『広島平和学習 2015 ~戦後70年 ヒロシマを知る・伝える』と題した大部の文集が配られましたが、その中にはこの8月の「広島平和学習」に参加した生徒の真摯な作文が掲載されていました。

来年以降の「広島平和学習」へ継続するために、多くの方々に見ていただき、生徒たちはさらに考えを深める機会とし得た様子でした。

バザーの維持後援会売場で香蘭オリジナルグッズ販売2016年11月29日掲載

11月23日に行われた114年目のチャリティー・バザーでは今年も、香蘭女学校維持後援会の売場が設けられました。本館1階にこの維持講演会の売場が設けられたのは2013年から今年で4年目となります。今年の維持後援会売場でも、香蘭オリジナルグッズの販売が行われました。

今年の香蘭オリジナルグッズは、ビニールポーチ、クワイヤーが歌うCD、ネクタイ、2017年版カレンダー、クリアファイル2枚組(A4とB6)、シャロームアクセサリー、そして昨年から登場した手作りリース各種、といったラインナップです。このうち、最後のリースは、香蘭の校務員さんの手作りの力作で、一年間かけて北軽井沢の山荘などで木の実などを集めたものをあしらってデザインした立派なリースです。

たくさんの方々が維持後援会売場を訪れてくださり、購入いただきました。

また、この売場を訪れた香蘭生たちが目をとめたのは、学校説明会の時に流した香蘭女学校紹介の動画でした。売場で流れる映像に、香蘭生たちは感想を口にしながら見入っていました。

維持後援会の香蘭オリジナルグッズは、バザー以外の時は学校の事務所受付で販売しておりますので、是非ご購入ください。

※ リースは、バザーでのみ販売いたします。

バザーでガールスカウトが東北被災地支援の募金や販売2016年11月28日掲載

11月23日のバザーでは、ガールスカウト部の生徒たちがエントランスホールで今年も、「たかたのゆめちゃん募金」の活動を行いました。

日本最初のガールスカウトで、東京都第1団として活動している香蘭女学校のガールスカウト部は、ガールスカウト部のOGである北島茉也さん(陸前高田市の復興マスコットキャラクター「たかたのゆめちゃん」のデザイン作者。第116回卒業生)を通じて、東日本大震災の被災地である陸前高田市の復興のための募金などの活動を2012年からずっと続けています。

またガールスカウト部部員の生徒たちはこのバザーで、校庭の東日本大震災被災地支援コーナーの売り場に交替で入り、「たかたのゆめちゃん」グッズの販売も行いました。販売したオフィシャル・グッズは、クッキー、マグカップ、ステッカーなどでした。

バザーに今年も東日本大震災被災地支援コーナー2016年11月27日掲載

11月23日は香蘭女学校114年目のチャリティー・バザーでした。

このバザーに、今年もまた2011年のバザー以来続いている「東日本大震災被災地支援コーナー」を設けることになり、校庭に於いて販売を行いました。

今年も、東日本大震災被災地のうちの4ヶ所の支援コーナーが置かれました。

宮城県名取市からは、市内閖上地区で被災した方々に今年も前日からご来校いただき、はらこ飯とつみれ汁を作っていただいて販売しました。また、名取市閖上で同じく被災した老舗「ささ圭」の笹かまぼこを今年も販売しました。香蘭生は名取市閖上地区へは2011年夏から何度もボランティアに出かけており、今年も3月に訪れています。

宮城県石巻市からは、市内北上町十三浜で獲れた海産物を今年も販売しました。この十三浜のわかめは、2012年春「十三浜わかめプロジェクト」に学校をあげて協力させていただいたわかめです。香蘭生はこの北上町十三浜へは2011年夏から何度もボランティアに出かけていますが、今年も3月に訪れてわかめの作業をお手伝いしました。今回のバザーで販売した品は、ボランティアでお世話になった6軒のお宅からそれぞれ直接取り寄せたもので、ワカメ、茎ワカメ、ワカメ元葉、とろろ昆布、結び昆布、岩海苔の6品目でした。

宮城県気仙沼市からは今年も、知的障がい者の通所作業所「ワークショップ ひまわり」のクッキーを販売しました。この「ひまわり」のクッキーは、年間に何度も学校をあげて購入することで、復興に協力し続けています。

このほか、ガールスカウト部が担当する岩手県陸前高田市の「たかたのゆめちゃん」売場が今年も設けられました。

多くのお客様に被災地の品をご購入いただきました。売り上げは、すべてさまざまな施設・活動に寄付させていただきます。

114年目のバザーが盛大に開催されました2016年11月26日掲載

11月23日。待ちに待ったバザーの日を迎えました。1903年に始まった香蘭女学校のチャリティー・バザーも今年で114年目を迎えました。寒風が吹きすさぶ日ではありましたが、お天気はまずまず、神様のお恵みにあずかった今年のバザーでした。

10時の開会前より例年通り大勢のお客様が、列を作られて今や遅しとバザー開会を待ちかまえていらっしゃいました。今年も校内は多くのお客様でにぎわう一日でした。

当日は例年通り、中等科1年生は手作りクリスマスカード売場、中等科2年生は会場係でゴミ当番や机・椅子の準備や片づけ、中等科3年生は生徒製作品売場、高等科1年生はゲームコーナー・つりぼりコーナー・食堂のウエイトレスや校庭での食事販売や食券販売、高等科2年生は食堂の調理、高等科3年生はクラスごとの模擬店をそれぞれ担当しましたが、それぞれが各持ち場で明るい表情いっぱいで大切な奉仕をしていました。また、生徒ホールでは図書委員会の古本市、校庭では園芸係の花市が例年通り開催されました。このほか、父母の会売場や校友会売場も大盛況で、大賑わいでした。

15時の閉会まで、実に多くのお客様にお買い物をしていただきました。ありがとうございました。生徒たちが担当した売り場の収益はすべて、さまざまな施設・活動へ寄付させていただきます。

秋も深まる11月の校内各所の自然風景2016年11月24日掲載

秋も深まり、校内の樹々の葉も次々と落ちて、枯れ葉が目立つ季節となりました。11月に入ってからの香蘭女学校の校内には、あちらこちらで秋を感じさせる風景が見受けられます。

まず、校門を入ってすぐ目に付くのは、警備室のすぐ先から続く風知草。今まで緑色をしていた葉が少しずつ黄葉し、香蘭女学校の毎年見られるこの季節のアプローチ風景を作り始めています。そして校内あちらこちらの樹に紅葉が広がってきています。芝蘭庵の茶庭や築山の井戸の脇などにあるカエデも、見事な赤い葉をつけています。

管理棟南のキンカンの実がだいぶ黄色くなってきました。また、芝蘭庵の茶庭など校内各所にあるマンリョウの実は、いよいよ赤色を増してきました。さらに芝蘭庵の東側には、センリョウの実がたくさん色づいてきました。

香蘭女学校はもうすぐ、冬です。

ヒルダ賞受賞作品(美術・書道)が展示されました2016年11月23日掲載

11月18日に行われた2016年度ヒルダ賞授賞式は優秀な作品が揃い、好評のうちに終わりました。その受賞作品のうち、授賞式では映像でしか鑑賞することのできなかった美術・書道の受賞作品が、身近に見ることができるように、エントランス・ホールにその日のうちに展示されました。

目を近づけて見ると、美術作品は根気よく丁寧に何十回も色を重ねていった跡などがはっきりと鑑賞でき、また書道作品は筆遣いから息遣いまでが手に取るように鑑賞できました。

足を止めて友人とともに鑑賞している生徒たちは、口々にその作品群の見事さを語り合っていました。

このヒルダ賞の受賞作品は、英作文の部・作文の部の受賞作も含め、来年7月発行の広報誌「春秋の香蘭」第94号に掲載されます。

校内学芸コンクール「聖ヒルダ賞」授賞式2016年11月22日掲載

香蘭女学校の校内学芸コンクール、毎年恒例の聖ヒルダ賞の2016年度授賞式が11月18日行われました。

聖ヒルダ賞の嚆矢は今から64年前に遡ります。1952年にアメリカのセント・メリー女学校から寄付を受け、セント・メリー賞という名で優秀な生徒作品(作文・絵画・書道)を表彰するようになりました。この賞は1955年に香蘭女学校の英語名に因んで聖ヒルダ賞と改称され、後に英作文の部も設けられて今日に至っています。

聖ヒルダ賞授賞式の日は授業はせずに、秋晴れの一日、優れた学術・芸術を学校全体で味わう心豊かな日を毎年送っています。

今年度も美術の部・書道の部・英作文の部・作文の部の順番でそれぞれの表彰が、全校生徒が集まる礼拝堂で行われました。美術の部と書道の部は映像を使って作品紹介と美術・書道の先生による講評を、また英作文の部と作文の部は、第一席に選ばれた生徒が全校生徒の前でそれぞれの作品を朗読し、その後英語科・国語科先生からそれぞれ講評を受けました。英作文の部の朗読の時には、内容がよくわかるように全校生徒にその作文のプリントが配布されるので、英語を習い始めたばかりの中等科1年生もそのプリントを食い入るように見ながら、朗読を聞いていました。

今年も作品の質がとても高く、礼拝堂に集まった生徒たちは身を乗り出すようにして作品を鑑賞していました。

最後に高田校長先生から、この日に感じたことを大切にこの秋を過ごすようにとのお話がありました。

東京生物クラブ連盟の室内実験実習講座に参加2016年11月20日掲載

東京および近県の中学校・高等学校の生物部や生物クラブが加盟している東京生物クラブ連盟に、香蘭女学校の自然科学部も加盟しています。その東京生物クラブ連盟が毎年秋に行っている「室内実験実習講座」が今年も11月13日に実施され、香蘭女学校自然科学部も例年通りこの講座に参加しました。

今年の講座のテーマは、「魚類の観察~軟骨魚類、硬骨魚類の比較~」で、「アツラツノザメの解剖」を行いました。今年も会場校となった安田学園中学高等学校に集まった各校の生徒たちは、おのおの白衣をまとい、持参の解剖セットを手に、アツラツノザメの外部形態の観察、そして内部形態の観察をそれぞれ行っていました。

香蘭女学校自然科学部の生徒たちも、外部形態観察の後、真剣な表情で外部観察の後アツラツノザメの腹部に切り込みを入れて、順々に解剖しながら筋肉、口腔と咽頭、鰓、心臓、血球、腹部内臓、神経系および感覚器をそれぞれ一つ一つ丁寧に観察していました。

清水台小学校と協働でさいかち坂の落ち葉掃き2016年11月19日掲載

清水台小学校とは6年ほど前から、少しずつ児童・生徒間での交流をしてゆこうと話し合いを進め、いろいろなプログラムを適時実施してきました。今年もこの11月14日から断続的に、昼休みに「さいかち坂」の協働落ち葉掃きが始まりました。

清水台小学校と香蘭女学校の前の通りは中原街道(都道2号線)です。この中原街道のうち香蘭女学校のあたりは、別名「さいかち坂」と呼ばれています。品川区教育委員会のたてた「さいかち坂」の謂われを記した道標が、香蘭女学校の前にたてられていますが、そこには次のように記述されています。「さいかち坂の名称の由来は、昔この坂の両側に『さいかちの木』があったからと伝えている。また、中延の麦打唄の中に、『さいかち原の中までも…』とあるように、坂の右手に『さいかち原』があったからだとも伝えられている。大正時代までは、樹木や雑草のしげる昼なお暗い坂であったという。」今もさいかちの大きな木が、三光教会の一角で中原街道をみつめています。

歴史あるこの「さいかち坂」の落ち葉掃きを両校で行うプログラムは、2011年11月29日昼休みにその第1回が実施され、この時香蘭女学校からは高等科2年生の生徒が参加しました。以来毎年、落ち葉の季節になると両校では、特にイチョウ並木となっているこの「さいかち坂」の落ち葉掃きを協働で行うようになりました。

今年も落ち葉掃き当日は、小学生の皆さんは明るく元気に竹箒を上手に使って落ち葉を掃いてくれていました。香蘭女学校からは、中等科・高等科生徒会役員やガールスカウト部の部員たちが小学生と一緒に働きました。小学校と中学高校は学校の時間帯がずれているので、一緒にできる機会が毎回とはいきませんが、できる限り協働できればと考えています。

三光教会創立104周年感謝礼拝にクワイヤーが奉仕2016年11月18日掲載

香蘭女学校のお隣にある日本聖公会 三光教会は、香蘭女学校と共にこの一世紀を歩んできた、いわば香蘭女学校と親戚関係にあると言ってもよい教会です。大正時代~昭和初期には、白金三光町の同じ敷地内にあり、昭和10年代に相前後してこの旗の台の地に移転してきました。今日も香蘭女学校では、毎週金曜日に捧げる夕の礼拝や毎学期行われる学年礼拝に三光教会の聖堂を使わせていただいていますし、ほかにも校友会の「逝去者記念礼拝」、父母の会の「家族で祝うクリスマス礼拝」、新任教職員宣誓・任命式など、三光教会聖堂は香蘭女学校のチャペルとしての役割を果たしています。

この三光教会は今年創立104周年を迎え、11月13日(聖霊降臨後第26主日)に創立104周年感謝記念礼拝が執り行われました。午前10時30分からの感謝記念聖餐式では、香蘭女学校クワイヤーの生徒たちも奉仕しました。

聖餐式で司式と説教をされたのは、日本聖公会東京教区主教の大畑喜道主教。大畑主教は香蘭女学校で聖書を教えて下さったこともあり、現在は香蘭女学校理事でもあります。クワイヤーの生徒たちは、大畑主教から祝福を受け、また陪餐の時のアンセムを三光教会クワイヤーの皆さんと一緒に奉唱しました。

聖餐式での大切なつとめを無事終えたクワイヤーの生徒たち。今後もクワイヤーだけでなく、香蘭女学校の生徒たちと三光教会との協働の時がさらに深められていくよう願います。

第3回学校説明会で児童対象授業体験プログラム2016年11月17日掲載

11月12日の第3回学校説明会では今年もまた、児童対象説明会を保護者の方とは別にタナーホールで実施し、また10のグループに分かれてそれぞれ教室に移動し、授業体験をしました。例年香蘭生体験をする時間を設けていましたが、今年はもう少し本格的に香蘭女学校中等科の授業体験をする時間とすることになりました。今年もそれらのプログラムのお手伝いを、高等科3年の生徒たちがつとめ、また一部の授業体験講座では高等科2年の生徒たちもお手伝いをつとめました。

保護者の方と分かれてタナーホールに着いた子どもたちは、高等科3年の香蘭生から説明を受け、10の授業体験コースの中から1つを各自選びました。そして、図書室、生物室、物理室、音楽室、中央教室、普通教室に分かれて、先生とアシスタントの高等科3年生・2年生と一緒に短い時間ではありましたが、香蘭女学校中等科の授業体験をしました。

初めて会った同年代の子どもたちと一緒になって、最初のうちは緊張から温和しくしていた子どもたちも、時間が進むにつれて次第に慣れてきて、伸び伸びと香蘭女学校の授業体験を楽しんでいました。

保護者対象説明会を終えた親御さんと再会した子どもたちが、授業体験の土産話を一生懸命している姿が印象的でした。

 

【授業体験の講座】

a. 図書室探検

b. 割り算ミステリー

c. 漢和辞典でパズル

d. イカDE解剖

e. 科捜研の女の子

f. 外国のことわざ

g. 真田と上田城

h. iPadで多読に挑戦

i. 音楽を楽しもう

j. クリスマスを祝おう

ガールスカウトがお手伝いして第3回学校説明会2016年11月16日掲載

香蘭女学校の2016年度第3回学校説明会が、11月12日午後に行われました。今年も、ガールスカウト部の生徒たちがお手伝いをしてくれました。香蘭の制服と違う、スカーフとチェックのスカート、紺のハイソックスという装いはガールスカウトのユニフォーム姿です。

アプローチではご挨拶を、パティオ入口での受付では資料の手渡しを、礼拝堂前では保護者対象説明会と子ども対象説明会の会場に分かれるご案内を、礼拝堂と子ども対象説明会会場のタナーホールがある体育館棟までは誘導をしていました。また、保護者対象説明会の会場である礼拝堂では、入口への誘導をしてくれました。

香蘭女学校のガールスカウト部は、校外では東京都第一団として活動しますが、校内で学校行事などのお手伝いをするのも大切なつとめの一つで、スカウトの生徒たちは笑顔でこのつとめをしっかりと果たしていました。説明会後に保護者の方から、ガールスカウトの生徒たちが笑顔で案内をしてくれたのがとても自然で素晴らしかったとのお褒めのことばをいただきました。

午後2時から井上中等科教頭の司会で始まった礼拝堂での保護者対象説明会は、初めに高橋チャプレンによるお祈り、そして高田校長による教育方針についての話、高橋チャプレンによるキリスト教教育についての話、甲斐ICT委員長によるICT教育の実践報告、青野高等科教頭による中等科入学試験についての説明が行われました。

そのあと、子ども対象説明会に出ていたお子様と合流して、校内見学や個別相談などに三々五々分かれて行かれました。

個別相談の会場では、今年度から実施されるWeb出願や入学試験当日の具体的な質問や、具体的学習方法のアドバイスなどが交換されました。

今年度は新たに12月22日に、第4回学校説明会が開催されます。

第2回宗教講話はハンセン病全療協の藤崎陸安先生2016年11月15日掲載

香蘭女学校で長年にわたり毎年2回行っている宗教講話。一学期にアーサー・ビナード先生をお招きした第1回に続いて、この11月9日午後に今年度第2回が礼拝堂で行われました。今回お招きしたのは、全国ハンセン病療養所入所者協議会事務局長で、多磨全生園の宗教地区にある日本聖公会聖フランシス・聖エリザベス礼拝堂信徒代表の藤崎陸安先生でした。

まず高田校長から藤崎先生のご紹介がありました。香蘭女学校ではずっと以前から高等科2年生のバザー委員を中心に毎年多磨全生園を訪問していますが、その時にお世話になっていることも紹介されました。続いて高橋チャプレンによる開会の祈り。そしていよいよ藤崎先生のお話が始まりました。

お話は、1907年の法律「癩予防に関する件」に始まるハンセン病患者の方々に対する国家による弾圧の歴史から始まりました。日清・日露両戦争を経てより強国になろうとした日本が、美しい国を諸外国から訪れる人々に見せるためにハンセン病患者を封じ込める対策をとったこと、そしてその後療養所で行われたさまざまな酷い出来事など、1951年の全国ハンセン票療養所入所者協議会設立に至るまでの苦闘の歩みが、藤崎先生自らの体験をもとに具体的にわかりやすく話されました。そして、ようやく「らい予防法」が廃止されて20年、しかし扱いは一向に良くなっていないという事実、現在全国で1577人の療養所入所者の方々のためにできることは何か、藤崎先生たちの現在も続く戦いが紹介されました。

そのあとは、藤崎先生の自己紹介に入りました。秋田で生まれ、9歳で療養所に入った時にあった出来事。1959年4月10日当時の皇太子ご成婚の日に長島愛生園に出来た高校に入学した時の屈辱的な逸話。今から26年前にお父様が亡くなった時に故郷に呼ばれながら葬式に出席することを拒否されたことなど、私たちには想像もつなかいような苦痛の連続の歩みが語られました。

そして最後に、現在の行政の基本的態度について、問題が依然として全く進んでいないこと。さらに国の負の遺産を伝えてゆくこと。若いみんなに期待していること。知らないことも、知ろうとしないことも、共に罪であること。治る病気であるので正しい知識を身につけてほしいこと、などを生徒たちに強く訴えてくださいました。そして、今残っている入所者が生きてきて良かったなと思いながら最期を迎えられるようにすることが願いなのだとおっしゃったのが、大変印象的でした。

高橋チャプレンによる閉会のお祈りを終え、藤崎先生をお見送りした後、各教室に戻って生徒たちは講演を伺っての振り返りを書きましたが、その間シーンと静まり返った教室には、藤崎先生のお話を通して感じること、思うこと、考えることが個々の中に次々と湧き出ている空気が感じられました。

実に貴重な時を経験した第2回宗教講話でした。

高等科3年生がお手伝いをして中等科学習会2016年11月14日掲載

今年度も例年通り二学期中間テスト以降の11月8日より、中等科1~3年生で行われている学習会に毎週放課後、高等科3年生が学習ボランティアとして参加してくれています。中等科学習会には、「英語」「数学」の学習会が置かれています。

高等科3年生は中等科生相手に熱心に、理解してくれるまで何度も繰り返しながら実に熱心に指導をしてくれています。高等科3年生同士も相談をする機会を時折持って、お互いの教え方等を情報交換しながら、一回一回より良い指導を試行錯誤しています。中等科生の方も憧れの上級生を前にして、まじめにしかも嬉しそうに学習に取り組んでいます。中等科生が少し疲れてきているなと感じると、咄嗟に楽しい余談を交える機転もあり、緩急自在の指導を高等科3年生はしています。毎回最後に中等科生が「ありがとうございました。」と、自然に高等科3年生にお礼を述べている姿がとても爽やかに感じられました。

上級生・下級生お互いにとって学ぶところの多い学習会。高等科3年生の熱心な学習ボランティアのおかげで、年々その成果をあげてきています。三学期末まで、この中等科学習会は続けられることになります。

第3回紫苑の会は谷川俊太郎・賢作さんのコラボ2016年11月13日掲載

「父母の会」の教育部が主催する講演会や音楽会が、「紫苑の会」という名称で年に2回ほど開催されます。香蘭生のご家族をお呼びして、楽しく実りあるひとときを共にする良い機会となっています。

今年度2回目の紫苑の会が11月5日の午後、礼拝堂で行われました。今回は詩人の谷川俊太郎さんと、そのご子息で音楽家の谷川賢作さんによるコラボレーション「詩と音楽のひととき」という素敵なプログラムでした。

父母の会教育部のお母様の司会で開会、聖歌320番奉唱、高橋チャプレンによる開会のお祈りのあと、父母の会の児玉会長からの挨拶があって、そしていよいよ谷川さん親子が紹介されプログラムが始まりました。

「素敵なホールですね。この規模のホールを週末貸し出ししたら、いつも全席一杯になりますよ。でもクリスチャンじゃないと貸し出さないのかな?」と、お二人のユーモア溢れる会話から今回の会は楽しくスタートしました。群馬県の北軽井沢にある谷川さんの別荘が香蘭女学校の山荘のすぐ近くであることに触れられ、日本離れした植生のあるこの北軽井沢を子供の頃からずっと故郷としてきて、この北軽井沢で詩を書き始めたと俊太郎さんは話されました。そして1950年代に書かれた「山荘だより」という詩から朗読をされました。一方、賢作さんは「言葉と音楽の親和力を大切にしている」と話され、このプログラムの方向性を示してくださいました。

音楽と詩それぞれのノンセンスのこと、宇宙の中の一つの命として自分を認識するようになった子供の頃の感触から生まれた処女詩集『20億光年の孤独』のこと、など谷川俊太郎さんの人生にそくして長い時代を詩と音楽で追ってゆくような構成で、掛け合い漫才のような愉快なお二人のやりとりが続きました。途中、俊太郎さんが賢作さんのピアノで歌を披露する場面もあり、笑いの絶えないプログラムでした。何気ないたわいもないような会話の中にも、キラリと光る宝石のようなことばがあり、賢作さんからのことばの投げかけを受けて俊太郎さんが「大人の中に子供はいつも眠っているから、それを目覚めさせるのが詩と音楽の役割なんだよ。」とサラリと言われた時には、会場から拍手が自然と湧いたりもしました。

あっという間の一時間半のプログラムが終わったところで、父母の会正副会長から花束贈呈。そのあと聖歌540番奉唱と高橋チャプレンによる閉会のお祈り。そして閉会の言葉。

香蘭生のご家族へのメッセージ溢れる、心豊かになるひとときでした。

ナザレ修女会静想会に参加した生徒が礼拝で報告2016年11月12日掲載

10月29日から30日にかけて、日本聖公会のナザレ修女会の修道院に於いて、今年も高等科1~3年の生徒たち18名が参加して、静想会が行われました。その静想会に参加した高等科3年の生徒2名が、11月4日朝の全校礼拝でその報告を行いました。

1人目の生徒は、グループに分かれての話し合いの中で、武藤六治主教さまのお話の中のキーワード「想うこと」をきっかけに話を進めてゆくうちに、自然と「人の死」について話が進んでいったことを話題にし、友人たちがそれぞれ経験してきた辛いこと、心の奥底から湧き出てきた思い、率直な意見を聞きながら、まず身近な人に寄り添わなければいけないと強く感じたと語りました。そして、普段なかなかできないこのような話を友人とごく普通に語り合えるこの静想会に機会があったら是非参加してほしいと、全校生徒に呼びかけました。

2人目の生徒は、静寂で厳かな礼拝を捧げ、クワイヤーの一員として声のよく響くナザレ修女会の礼拝堂で奉唱できたことの喜び、そして武藤主教さまのお話の中の「同情という言葉の本当の意味」「思うことと考えることの違い」について考えたことを、自分なりの表現で「同情とは同じ立場に立ち、一緒に苦しむということ」「思うとは本能的に直感で行動することなのではないか」と語り、答のないテーマトークでモヤモヤすることもありながら、自分なりに考え自分の言葉で表現することの大切さを学べたと感想を述べました。

生徒たちも教職員も、礼拝堂に集ったすべての人が、2名の生徒の率直かつ真剣な報告と訴えに、しっかり耳と心を傾けていました。

生徒たちが学校での一つ一つの経験を誠実に行い、そこから自然と湧き出てきた意見を、香蘭のすべての人に向けてアピールする、このようなことが少しでも増えていってくれればと考えています。

全校生徒は、礼拝での2名の生徒のことばを各自心にとめながら各教室へ戻ってゆきました。

2017年度中等科入学試験 Web 出願要領2016年11月11日掲載

2017年度中等科入学試験 Web 出願要領を掲載しました。

下記の web2017 をクリックしてください。

web2017

 

 

理科・ハイキング部・自然科学部主催で高尾山へ2016年11月11日掲載

秋のさわやかなシーズンを迎え、理科と部活動のハイキング部・自然科学部が合同で主催をして、高尾山ハイキングが企画され、秋晴れの一日、27名の生徒が参加してにぎやかに実施されました。

10月30日(日)、朝9時過ぎに京王線高尾山口駅に集合した27名の中等科・高等科の生徒たちは、引率の先生に従って左側から登る五号路を山頂へ向けて歩いてゆきました。五号路は高尾山の自然を存分に味わえるコースの代表格の登山路です。元気いっぱいに疲れ知らずで歩を進める生徒もいれば、慣れない登山に息を弾ませる生徒もいましたが、無事全員頂上にたどり着き、お弁当を楽しみました。帰りは、高尾山登山の定番である一号路を通り、さらにリフトを使ってゆったりと高尾山口駅まで戻ってきました。

天候にも恵まれ、大自然を十二分に満喫できたハイキングプログラムとなりました。

中等科1年生がバザーのクリスマスカード製作2016年11月10日掲載

今年で114年目を迎える香蘭女学校のチャリティー・バザー。毎年11月23日に盛大に行われますが、このバザーでは毎年エントランス・ホールで中等科1年生が手作りのクリスマスカードを販売します。

今年も10月26日からのホームルームの時間を使って、中等科1年生は全員が担任の指導のもと、手作りのクリスマスカードを製作し始めました。赤・緑・クリーム・紺の各色の台紙に、各自が家から持参したカード製作用のさまざまなグッズをフルに活用して、心をこめてカード作りをしました。フェルトを使ったり、綿を貼ったり、シールを駆使したり、美しいレースを貼りつけたり、金粉を振ったり、レタリングを丁寧にしたり……。集中して脇目もふらず取り組んでいる生徒、友だちと見せ合いながらお互いにアドバイスをしている生徒、担任の先生に相談しながら慎重に進めている生徒。また、今年は各自がiPadを持っているので、クリスマスカードのデザインの参考になるものをiPadで調べてみる生徒もいました。いずれもそれぞれが真剣に、このカードを買う人のことを思い浮かべながら、しかも同時に楽しみながら製作していました。

またこの日は、高等科3年のBIG SISTERの生徒も中等科1年生のこの作業に合流し、お話をしたりしながら、仲良くカード作りを共にしていました。

最後に担任の先生のチェックを受けて完成ということになるのですが、チェックの段階で先生からさらにワンポイント・アドバイスをもらって、もうひとつ工夫を付け加える生徒もたくさんいました。提出し終わった生徒は、仕事をやりきって満足した表情を見せていました。

11月23日のバザー当日は、エントランス・ホールで中等科1年生が自ら販売します。出来の良し悪しに関係なく、製作した生徒の心をお汲み取りくださり、何枚もお買い上げいただければと思います。

ナザレ修女会の女子修道院で5年目の「静想会」2016年11月09日掲載

東京都三鷹市牟礼に日本聖公会の「ナザレ修女会」の修道院があります。吉祥寺駅からほど近い、井の頭公園の裏手にあたる場所です。

1920年4月、英国エピファニー修女会の修女4人が芝白金三光町の聖ヒルダ女子神学部校舎にて修道生活を始められました。やがてそれは「エピファニー修女会日本支部」となり、1936年、そのエピファニー修女会日本支部に入った2人の日本人女性の志願者は修道女として着衣式を受け、日本人の修道院としての「ナザレ修女会」が同じ敷地内に創立されました。どちらも当時の香蘭女学校と同じ敷地内です。シスターたちは、刺繍を生徒たちに教え、音楽の指導にも力を注ぎ、日本聖公会で初めて彼女たちの歌う天使ミサ曲がレコードに吹き込まれました。そして、多くの生徒たちが信仰の道へ導かれていきました。戦後の香蘭女学校でも1960年代初め頃までは、講師として数名の修女さまたちが順々に授業を持ってくださいましたが、いつの間にかその交流は途絶えてしまいました。

2007年11月、香蘭女学校の先生たちが何十年ぶりにナザレ修女会を訪問し、翌2008年12月には生徒数名の訪問も実現しました。2011年には、高等科3年13名の生徒たちが、ナザレ修女会での黙想を体験しました。そして2012年11月にはキリスト教センターが主催して、高等科の生徒たちと高橋宏幸チャプレンはじめ先生方が、このナザレ修女会での静想会をし、以後毎年この静想会が続けられるようになりました。

今年もキリスト教センター主催の第5回静想会が10月29~30日に行われ、高等科の生徒18名と高橋チャプレンはじめ7名の先生方が参加しました。

香蘭女学校の校舎と同じ内井昭蔵氏の設計による美しい修女会の建物に足を踏み入れた生徒たちは、早々に第1セッションを開始しました。今年は武藤六治主教からお話をうかがいました。武藤主教は若い頃は清里でのお働きをされ、後に日本聖公会京都教区主教、さらに立教学院チャプレン長などを歴任された方で、現在はナザレ修女会の礼拝での奉仕もされています。前もって参加生徒の今考えていることや悩んでいることなどのアンケートをとり、その集計したものを武藤主教にあらかじめお渡ししてありました。その上で武藤主教は、「『考える』ことと『思う』ことの違い」について、シスター渡辺和子さんのご著書やサン=テグジュペリ「星の王子さま」、そして英語の教科書「CROWN」の中に掲載されている1945年の子供の写った写真などを例に出されながら、イエス様の「思う」心の大切さについてわかりやすくお話しくださいました。

午後5時には礼拝堂で夕の礼拝を捧げ、引き続き礼拝堂で今年もクワイヤーの生徒たちが修女様たちに歌声を披露しました。そして夕食。修道院での食事はひとことも話をしない沈黙の時間です。夕食後の夜7時からは第2セッションとして、2つのグループに分かれ、それぞれ武藤主教のお話を踏まえながら、自由に今思うところを互いに語り合い、さまざまな思いを胸の内に抱えながらそれぞれ個室に戻り、1人で静かな夜の時間を過ごしました。

翌朝は起床後まず聖餐式を捧げました。武藤六治主教の司式によって、生徒たちは普段学校では経験しない体験をし、それぞれ武藤主教からの祝福を受けました。沈黙の朝食の後は、第3セッションとして前の晩の続きの話し合いをして、足かけ二日の静想生活という貴重な体験を終えました。

普段の日常とは正反対とも言える修道院生活をほんの少しだけではありますが体験して、生徒たちは静かに自身と向き合い、それを友と分かち合うことの素晴らしさに、感動を覚えたようでした。キリスト教学校で学ぶ私たちにとって、修道精神はその根本を教えられる貴重な経験となるので、今後もこのプログラムを続けてゆこうと考えています。

ハンセン病施設「多磨全生園」を訪問しました2016年11月07日掲載

11月23日の香蘭女学校のバザーは、毎年その収益金を多くの福祉施設や福祉事業に寄付しています。その中の一つに、ハンセン病の療養所である「多磨全生園」(たまぜんしょうえん)があります。毎年秋、高等科2年生のバザー委員が中心となってこの多磨全生園を訪問していますが、今年も10月30日に高等科の生徒が訪ねました。

多磨全生園は1907年制定の「癩予防ニ関スル件」に基づき、北は新潟県、西は愛知県に至る1府11県が連合して設置する公立療養所第一区府県立全生病院として発足したものです。1941年に厚生省に移管され現在の名称となりました。1996年の「らい予防法廃止に関する法律」施行に至るまで、ハンセン病に罹患している方々は大変な迫害・差別に遭ってこられました。多磨全生園はその歴史の中央にあった施設でもありますが、1993年に開館した高松宮ハンセン病資料館(現在はリニューアルして国立ハンセン病資料館と改称)を拠点として、ハンセン病に対する知識の普及と差別・偏見の解消等を行う場所としての役割も果たしています。また、入所されている方は2015年5月現在で213名、平均年齢は84.4歳になっています。

バザー委員の生徒たちは、園内の宗教地区にある日本聖公会聖フランシス聖エリザベス礼拝堂を訪ね、井口諭司祭の司式で礼拝を捧げました。そのあと入所されている方々とお茶やお菓子を共にして語り合うひとときを持ちました。入所されている方々と触れあう経験の中で、ハンセン病患者として隔離されてきた方々の厳しい現実を生徒たちは思い知りました。そして引き続き、多磨全生園の広々とした園内の諸施設を見学し、悲しみの場所である「望郷の丘」や納骨堂を訪ねました。 その中でもとりわけ国立ハンセン病資料館の展示は、参加した生徒たち全員にとってあまりにも衝撃が大きかったようでした。

香蘭女学校の生徒たちがこの多磨全生園を訪問した最初は、まだ差別偏見の嵐が吹き荒れていた戦後間もない1950年頃のことでした。当時の香蘭の先生方の見識の高さをうかがわせるこの訪問以来、香蘭女学校の生徒たちと多磨全生園との関わりは続けられてきました。普段の家や学校の生活の中ではなかなか知ることのできないハンセン病。長く日本で行われてきたハンセン病差別の歴史を、この訪問によって生徒一人一人が心の奥深くで受け止めてきました。

10月中旬の校内の自然は実りと冬の準備2016年11月06日掲載

二学期中間テストを迎えた10月の中旬、香蘭女学校の校内の自然の中でまず目立つのは、樹々に実がなり始めたことでしょう。

最初に実がなったのが、アプローチ中頃右側のボケの樹です。薄緑色の実がだんだんと大きく成長してきました。

次に実がなり始めた樹に気づいた人はあまりいないかもしれません。ビカステス記念館のイングリッシュ・ガーデンの池のほとりにある大きなカキの樹。この樹に柿色の実が次第につき始めました。美味しい実にはなりそうもありませんが、これから次々と実がついてくるでしょう。

香蘭女学校の敷地を一度出て、中原街道を東に進んだ後、清水台小学校との間の道を北へ進んでゆくと、香蘭女学校の南館裏のフェンスいっぱいにあるサザンカの樹に、少しずつ花がつき始めました。冬を代表するこの花が咲き始めるのは毎年、だいぶ涼しくなってくる頃です。

いよいよ校内の自然は、秋の実りと冬の準備の季節を迎えたということでしょう。

ヒルダ祭に合わせて三光教会オープンチャーチ2016年11月05日掲載

10月8日・9日の香蘭女学校のヒルダ祭の日、お隣の三光教会は「オープンチャーチ」。香蘭女学校のヒルダ祭にいらした方に教会の中をご覧いただくプログラムを今年も実施しました。

香蘭女学校と三光教会との長く深い繋がりによってこのような機会をいただくことができています。香蘭女学校の生徒と三光教会とのおつきあいは、毎学期の学年礼拝、毎週金曜日の夕の礼拝、アコライトの奉仕、クリスマスイブ礼拝や三光教会創立記念日礼拝などでのクワイヤーの奉仕、ステパノ会のクリスマス祝会での人形劇部公演など、多彩に行われています。また毎年10月に開催されている三光教会のバザーでは、香蘭女学校の生徒たちが多数自主的にお手伝いをさせていただいています。香蘭女学校の保護者と三光教会とのおつきあいということでは、毎年12月に捧げられる「家族で祝うクリスマス礼拝」。教職員と三光教会とのおつきあいということでは、「新任教職員・講師の宣誓・任命式」。卒業生の校友会と三光教会とのおつきあいということでは、11月の「校友会逝去者記念礼拝」、1月の成人式の日に行われる「成人式感謝礼拝」……と、香蘭女学校と三光教会との関係はさまざまな場面で今日も続いています。

オープンチャーチは、「広島平和学習」の展示が行われていたビカステス記念館の脇から三光教会への誘導があり、三光教会の中に入ると、まず受付に三光教会のパンフレット、三光教会の印刷物「み手のなかで」、さらに三光教会のポストカードなどが来場者向けに置かれていました。そして教会を一巡りするコースが作られ、教会の方々による案内・説明が行われていました。コースの終わりの方には三光教会を紹介する映像が流されていました。三光教会出口近くのパスカル・キャンドルの前では、ちょうどオープンチャーチを訪れた小学生親子が三光教会の方にお話を聞いておられました。

当日は多くの方が三光教会を訪れ、現役香蘭生のご家族、学校見学の小学生親子、その他さまざまな方々が教会の中をじっくりご覧になっていました。

ヒルダ祭で「広島平和学習」の展示を行いました2016年11月04日掲載

10月8日・9日に行われた43回目のヒルダ祭の時に、ビカステス記念館のサロンではこの8月に実施された校外活動の「広島平和学習」の展示も行いました。「広島平和学習」の展示は、三年前・一昨年・昨年に続き、4年目の展示となります。

まず、被爆者のお一人としてお話をうかがった岡田恵美子さんの紹介とそのお話の中で心に強く刻みつけられた言葉を写真とともに紹介してありました。次に、広島が復興までどのような道のりを辿っていったのかの説明がありました。その次は「広島女学院の活動」紹介。今年度の「広島平和学習」でも、広島女学院高校の皆さんに碑巡りのご案内をいただくとともに、交流会も持ちました。2008年より広島女学院が中心となって行われ、香蘭女学校も毎年参加させていただいている「核廃絶!ヒロシマ~中高生による署名活動」や「ヒロシマ アーカイブAR(拡張現実)アプリ」についての展示がありました。さらに「爆心地MAPS」とその解説、「千羽鶴プロジェクト」の紹介などが展示されていました。

また「広島平和学習」に参加した生徒たち製作による映像が流され、会場にいらっしゃった方々が熱心に観ておられました。

そして会場では、『“平和と呼ぶにはまだ遠く、歴史にするにはまだ早い”~広島平和学習2016 感想文集』と題した大部の文集が配られましたが、その中にはこの8月の「広島平和学習」に参加した生徒の真摯な作文が掲載されていました。

来年以降の「広島平和学習」へ継続するために、多くの方々に見ていただいて思いを共有するとともに、参加した生徒たちはさらに考えを深める機会とし得た様子でした。

第43回「ヒルダ祭」が盛大に開催されました2016年11月03日掲載

香蘭女学校生徒会の最大の行事である「ヒルダ祭」。今年で43回目を迎えるこの香蘭の文化祭が10月8日・9日の両日、ぐずついた天気の中ではありましたが、たくさんのお客様をお迎えして盛大に開催されました。

「ヒルダ祭」は、部活動の特に文化部の発表の場であり、文化的な質の高さと深さをじっくり準備を重ねてゆく中でとことん追求することに、その最大の特色があります。

今年の「ヒルダ祭」のテーマは「Sparkling」。全校生徒一人一人がそれぞれ活気あふれる、質の高い、元気の良い、きらめく姿を披露すべく、何か月にもわたって準備を重ねて、ようやくこの日を迎えました。また、今年も例年通りマスコットキャラクターをヒルダ祭運営委員会が募集し、多数の応募作品に全校生徒が投票した結果、「スタークリン」が決定し、ヒルダ祭のいろいろな場にこの「スタークリン」が登場していました。

2日間とも時折雨が降ることもある生憎の天候ではありましたが、ご家族や卒業生、そして何より小学生の皆様など多数のお客様に支えられて、教室、ホール、タナーホール、オーキッドホール、アリーナ、校庭、アプローチなど、どの会場も地道な活動に支えられた力強い発表に満ち満ちていました。まさに「Sparkling」そのものが溢れる2日間で、香蘭女学校の生徒たちも、十分に目的を達成し得た満足感で笑顔をふりまいていました。

10月に入ってから校内に咲き始めた秋の花たち2016年11月02日掲載

お彼岸を過ぎた途端に、香蘭女学校校内に咲く花の種類に変化が見られ始めました。ビカステス記念館前のサルスベリの赤い花や、体育館棟のシャロームの鐘西側に咲いていた同じサルスベリの白い花は既になく、また築山やビカステス記念館のイングリッシュ・ガーデンで咲き誇っていた赤や白のヒガンバナ(マンジュシャゲ)の花もその姿を跡形もなく消してしまいました。

代わって咲き始めたこの季節を代表する花、アプローチを歩いているとその花の良い香りがほんのりと薫ってきました。毎年秋になるとこのように薫ってくる花は、築山の中に入って右の方に歩を進めると見えてくる樹に橙黄色の花をつけている、キンモクセイの花です。

さらに校門を入ったアプローチでチラホラと見え始めたのが、ハギの赤紫色の花です。小さな花ではありますが、この季節、これからしばらくの間は次々と咲いて、私たちの目を楽しませてくれるはずです。

そして、築山を歩きながら少し屈んで目を凝らして地表を見てみると、時折ムラサキツユクサの小さな可愛らしい花の姿を発見できます。季節をわたって咲く花ではありますが、10月はその年最後の発見チャンスとなります。

今年はまだまだはっきりしない天気が続きますが、そろそろ秋空が広がり始めるこの心地よい季節の、香蘭女学校の花風景です。

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