トピックス(2016年5月掲載分)

中等科高等科合同定期生徒総会が開かれました2016年05月31日掲載

  香蘭女学校の生徒全員が構成会員となって組織がつくられているのが、香蘭女学校生徒会です。中等科生徒会と高等科生徒会の二つの組織がありますが、それぞれ会員による選挙で選ばれた役員が運営を担当しています。そして、年に一回毎年5月に、中等科・高等科合同定期生徒総会が開かれています。今年度は5月18日のHRの時間に、礼拝堂に全校生徒が集まって総会が行われました。
 プログラムは高等科生徒会長による開会の祈り、開会宣言、議長指名に続いて、今年度の生徒会役員が紹介されました。先日選出された中等科1年生の生徒会役員を含め、中等科・高等科ともに会長・副会長・書記・会計、また高等科にはヒルダ祭運営委員長・副委員長など、中高合わせて17人の役員が全校生徒に改めて紹介されました。そのあとは、前年度活動報告と決算報告、今年度の高等科生徒会・中等科生徒会・ヒルダ祭のそれぞれの活動方針発表と予算案承認と議事は続きました。高等科生徒会の活動方針は「Link」。中等科生徒会の活動方針は「RAINBOW PUZZLE」。そしてヒルダ祭の活動方針は「Sparkling」と発表されました。最後に中等科生徒会長による閉会宣言、そして閉会の祈りによって総会は無事終了しました。
 生徒会活動や部活動・ヒルダ祭など、生徒会が運営しているすべての活動は、この生徒総会の承認を経なければ始めることができません。予算執行もできません。その意味では、この日以降いよいよ2016年度の生徒会の運営する諸活動が正式に動き始めたということになります。

5月中旬になった香蘭女学校校内の自然風景2016年05月30日掲載

  5月も中旬となり、次第に気温の高い日もしばしばやって来て、香蘭女学校の校内は初夏の装いを見せ始めました。
 校門の左右をはじめとして校内至るところに植わっているサツキの樹には、次々と花がつき始めました。
 校門を入りアプローチを進んで行くと、左の芝蘭庵に続く露地門の前にドクダミの花が日に日に増えてきました。と同時に、そのすぐ近くの地面を目を凝らして見てみると、ニワゼキショウの小さく可憐な青い花があちらこちらに見られるようになりました。また、そのすぐ隣、ビカステス記念館の手前にはザイフリボクの樹に実がたくさんついて、中でも早いものは赤く色づき始めています。
 管理棟南側には、今年も校務職員さんが丹精込めて育てたカラーの白い花が満開で、さらにその手前ではデンドロビウムの花も開き始めました。
 築山に足を踏み入れると、まず目につくのはヒイラギナンテンの青い実がたくさんなっている様子です。そして築山の一番奥、体育館棟の西側斜面には、今年もヤマボウシの白い花がたくさん咲いています。
 体育館棟屋上のフローラル・ガーデンには、早くもハナゾノツクバネウツギ、すなわちアベリアの花が開花しました。秋まで咲くこの花は、花の少ない夏に校内で咲き続ける中心的な存在です。

今年も春季大運動会が盛大に行われました2016年05月29日掲載

  今年もまた春季大運動会の季節が訪れました。今年は5月16日に川崎市とどろきアリーナを借り切っての運動会となりました。日々の授業や練習によって培った力を、生徒たちはこの日一日精一杯発揮しました。
 香蘭女学校の運動会は、綱引き・徒競走・大玉送り・リレーといったオーソドックスな種目と、ちょっと風変わりな種目が入り混じっているのが特色です。種目名をいくつか挙げてみると、「それいけ!ダボパンマン!」「ZOKA 2016」「ひっぱロープ」「みんなでピョンピョン」などユニークなものが並んでいます。4人一緒になっているダボダボパンツをはいたまままず走ってからフラフープを4人でくぐって、最後に4人でゴム跳びをするというようなものから、2人3脚でスタートし、次々と足を繋げる人数を増やしていって、最後には6人7脚になって走るようなものまで、生徒たちは真剣そのもの。この真剣さこそが、香蘭の運動会の妙味です。
 また、学年全員で作り上げる「エール交換」。校内では通称「応援」と呼んでいますが、この発表も運動会の中の一つの山場。練りに練って、練習に練習を重ねてきた成果を、各学年それぞれ見事に表現してみせてくれました。中等科1年生も、右も左もわからず、それでも高等科3年生のBig Sisterたちの指導で練習してきた初めてのエール交換を全員で元気に披露し、上級生や観客席から拍手喝采を受けていました。
 今年度も高等科3年生の創作ダンスがありました。今年度のダンスのテーマは「宇宙 ~遥かなる空間へ思いをよせて~」。生徒自身がオリジナリティーあふれる作品を一年間かけて作り、いよいよこの日見事な演技を見せてくれました。最高学年として下級生に対して、その美しくしなやかな、しかし実に力強い身体表現は立派な見本となりました。
 また今年も例年通り、体操部が練習を重ねてきたチアを披露してくれました。
 学年対抗で行われた全競技の得点の最終結果は、最高学年の高等科3年が優勝しました。

もうすぐ第1回学校説明会が開かれます2016年05月28日掲載

   2016年6月4日(土) 午後2時
    礼拝堂:保護者対象  校長ご挨拶:教育方針について
                   チャプレンによるお話
                   映像による学校生活紹介
                   英語教育と国際交流プログラム
                   中等科入試と進路について
    礼拝堂、教室:児童対象  児童体験プログラム
                     1. 見学  部長による活動説明
                            図書室見学
                     2. 教室  iPadとプロジェクターを使い
                            映像で学校生活を紹介したり、
                            質問に答えます
                     3. 本校生徒  日頃、中等科1年生に
                             ついているビッグシスターが
                             担当します

 ○事前申し込みは不要です。
 ○上履きは不要です。
 ○個別相談会も実施します。
 ○児童対象の学校見学や体験講座は、自由参加です。その場でお申し込みください。

■第2回
  2106年9月23日(金) 午前10時   
   礼拝堂:保護者対象  本校の教育方針、
                  入試問題解説と学習アドバイス
                  各教科の教科目標や取り組みについて
   授業見学

■第3回
  2016年11月12日(土) 午後2時
   礼拝堂:保護者対象     本校の教育方針
                     iPadを使った授業の実践報告
   タナーホール:児童対象  体験講座
                      2015年度講座例:図書室探検、理科実験、
                        iPadで香蘭探検、楽器にチャレンジ、
                        英語でクリスマスカード作り、アクティビティーゲーム

5月に入って校内に初夏の息吹が少しずつ2016年05月27日掲載

  ゴールデンウィークを迎えて、香蘭女学校もいよいよ5月に入りました。桜に始まった4月の春の装いは、気温の上昇とともに少しずつ初夏の息吹を感じさせる様相に変化してきました。
 校門を入りアプローチを歩いてゆくと気がつくことは、4月にあれだけ華やかに咲いて、またあれほど見事に散る花びらを見せてくれていたサクラの樹の枝には、次々と小さな実がなり、早いものはその実がアプローチに落ち始めています。そしてアプローチ脇では、カントウタンポポの綿毛があちらこちらに見られ、またハクチョウゲの小さな白い花もここかしかに咲いています。
 ビカステス記念館のイングリッシュ・ガーデンでは、大きなカキの樹の花が少しずつ開き始めています。また、その樹の下ではカルミアの個性的な花が金平糖のような蕾から日傘のような美しい白い姿へと開き始めています。さらにその下の地面近くを見ると、ハナダイコンの水色の花も見られます。
 管理棟の南側には、今年も校務職員の方が丹精込めて育てられたクンシランの真っ赤な花が見事に咲きました。
 築山に足を踏み入れて、井戸の近くのモミジが紅葉しているのを右に見ながらさらに進むと、ノイバラの白い花が沢山咲いている様子が見られます。そらに進んでゆくと、ナンテンの花や、ハナモッコクの花などが目にとまります。
 季節の花の蜜を求めて、いろいろな種類の蝶が香蘭を訪れて、校内の自然に花を添えています。

香蘭女学校校友会総会が行われました2016年05月25日掲載

  香蘭女学校の卒業生の会は校友会と言います。その校友会の2016年度総会が、5月7日午後に礼拝堂で行われ、さまざまな年度の卒業生が参加しました。
 校友会の脇村副会長による開会の言葉、聖歌356番に続き、高橋チャプレンによる開会祈祷が捧げられました。そしてこの1年間に逝去された校友会員のご氏名が紹介されました。
 保坂会長からの挨拶に続き、母校への寄付金および在校生奨学資金の贈呈が保坂会長から高田校長へなされ、そのあと高田校長(校友会名誉会長)からの挨拶がありました。
 続いて今年度から新たに校友会の会員となった、この3月に香蘭女学校高等科をめでたく卒業した第124回卒業生の代表2名からの新入会の挨拶がありました。
 次に保坂会長から2016年度の役員と事務所員の紹介、高田校長からの北軽井沢山荘へのお誘いのことばがあった後、総会議事に入りました。2015年度行事報告、会計報告と監査報告、2016年度予算案審議と承認と続き、無事議事は終了しました。
 そのあと、校友会のコーラスグループとして長く活動を続けているコール・カトレアのメンバーによる合唱が披露されました。長くこのコール・カトレアを指導されてこられている橘田先生の指揮によって、日本の唱歌を次々と季節ごとに続けてゆく合唱曲は、とても懐かしい思いを会員の皆さまに抱いていただけるものだったでしょう。
 最後に、コール・カトレアとともに会場全員が香蘭女学校校歌を歌って、今年度の校友会は閉会しました。

父母の会総会後の紫苑の会でクワイヤー奉唱2016年05月24日掲載

  5月6日午後、香蘭女学校父母の会の2016年度通常総会が、礼拝堂で開催されました。
 開会の祈りのあと、2015年度の円城会長からの挨拶、高田校長(父母の会名誉会長)からの挨拶、議長選出ののち議事が進行されました。2015年度事業報告、2015年度決算及び会計監査報告、2016年度予算案審議と承認、2016年度役員選出が行われ、すべての議事は順調に終了しました。その後、2016年度の新役員の紹介があり、また2016年度の児玉新会長からの挨拶、最後に閉会の祈りを捧げて総会はすべて終わりました。
 引き続き、第1回「紫苑の会」が開かれました。今回は高橋チャプレンのお話で「豊かさとは? - 命の教育・知識・創造力 -」と題して、楽しくも深いキリスト教教育の本質に関わるお話を伺うことができました。
 高橋チャプレンのお話のあとは、父母の会コーラスの発表がありました。2005年に父母の皆さまからのご希望によって始まった父母の会コーラスですが、現在もたくさんの方が参加されて音楽の石井先生の指導によって毎月練習を重ねています。その成果の発表の一つが今回の紫苑の会ですが、素敵な選曲で、実に楽しそうに声を合わせておられました。
 父母の会コーラスのあとは、香蘭女学校クワイヤーの生徒たちの発表でした。こちらも父母の会に負けず劣らず、美しい声で素晴らしい合唱を聴かせてくれました。
 最後は礼拝堂にいるすべての参加者が聖歌を歌って、第1回紫苑の会は終わりました。

校内に新たにできた「西のお庭」で畑作り開始2016年05月23日掲載

  ビカステス記念館と芝蘭庵の西側にこのたび新たにできた校地は、「西のお庭」と命名されました。4月27日には、中等科・高等科の生徒たちや教職員が参加して、この「西のお庭」の祝別の式が高橋チャプレンの司式により捧げられました。
  そしていよいよ4月30日の午後からは、この「西のお庭」での畑作りが始められました。
  既に「西のお庭」のうち三分の二ほどには、果樹が植えられています。次郎柿、早生大丹波栗、早生温州ミカン、不知火みかん、富有甘柿、シュガープルーン、大石早生プラム、ソルダムプラムなどの果樹がこれからどう育ってゆき、どのような実りを見せてくれるのか、今から楽しみです。
  残り三分の一ほどの土地が、これから丹精こめて私たちが世話をしてゆく畑です。既に生徒たちなどから希望をとり、畑となる土地の割り振りがされています。自然科学部、華道部、料理部、ガールスカウト部などの部活動、園芸係、SE学習の材料として家庭科や華道など、さらに高等科3年生の生物選択者や高等科2年のクラスなど。心地よい晴天となったこの日は、それぞれに配分された土地を、生徒たちが先生たちとともに耕し始めました。
  植物の生育に生徒みずから携わり、協力して丁寧に息長くお世話をする。そんな経験ができる場として、この「西のお庭」は香蘭女学校の大切な空間へと育ってゆくことでしょう。

今年も新入生キャンプを箱根で行いました2016年05月22日掲載

  5年前から始まった中等科1年生の新入生キャンプ、4年前からは高等科1年生でも開始し中等科1年生とともに二学年が同時に箱根の富士箱根ランドに宿泊して2泊3日を過ごすキャンプとなっています。この新入生キャンプの、特に新入学の中等科1年生に於ける目的は、(1)キリスト教の中心テーマを学ぶ (2)香蘭女学校の歴史を学ぶ (3)中等科生活において大切なことを学ぶ (4)共同生活を通じて自己・他者と出会う の4つ。そのために、多彩なプログラムが毎年用意されます。ここでは、中等科1年生のプログラムの一部をご紹介しましょう。
 今年度の日程は4月28日~4月30日。初日は、まず富士箱根ランドの体育館で昼食、開会礼拝を捧げ、オリエンテーション、各係に分かれての集会に引き続き、そのあと学年全員で楽しいいくつものアクティビティーに挑戦しました。今年度は生憎の雨天だったので、キャンプファイヤーを予定していたこの日の夜も、場所を体育館に移してクラス代表によるキャンドルによって夜のプログラムが行われ、楽しいアクティビティーで大いに盛り上がりました。
 2日目は朝の祈りから始まります。午前中はまず、中等科の井上教頭先生からお話をうかがい香蘭女学校について学びました。そのあとは、高橋チャプレンによるセッションで、まずはカレンダー作りから。これはカレンダーの一枚一枚に載せる一言をグループで考えて作成するというプログラムです。昼食後には、高橋チャプレン司会でそのカレンダー作品の発表会が行われました。夕食後は、前日に引き続き体育館でのアクティビティーに興じました。
 3日目も朝の祈りから始まります。部屋の後片付けをしてから、まとめの会がありました。高橋チャプレンから与えられた課題は、「私は○○です。」という文章を20作成し、その上でそれを絵に描くことでした。チャプレン司会による発表会があった後、引き続き自分たちのクラスを一枚の画にする課題が与えられ、クラスのメンバー全員で相談しながらその画を仕上げてゆきました。そしてまた、チャプレン司会で発表会が行われました。
 そのあと全員で閉会礼拝を捧げました。
 新入生キャンプを終えた中等科1年の生徒たちは、キャンプ前よりもお互い楽しくお話をするようになり、お互いの関係がキャンプを通して深まった様子でした。

生徒会が「熊本への復興募金」活動開始2016年05月21日掲載

  4月22日の全校礼拝で第10回「東京-祈りの輪-」に参加したヒルダ祭運営委員長と高等科生徒会長が話をした中にあった、今回の熊本周辺で頻発して大被害をもたらした熊本地震への支援活動。いよいよ4月25日より、中等科高等科生徒会執行部が中心となって開始されました。
 その第1弾として4月25日から生徒会が始めたのは、「熊本への復興募金」です。朝、登校してくる生徒たちや先生たちに向けて、アプローチの突き当たり、パティオ入口で募金を呼びかけるという形でスタートしました。
 まだ熊本での余震が毎日のように続いている中での募金活動であり、また3日前に礼拝での生徒会執行部員の話を聞いたばかりでもあったので、登校してくる生徒たちは次々と足を止め、自分の財布を開いて献金をしていました。
 この「熊本への復興募金」は翌日以降も続けられますが、集まった献金は日本聖公会管区事務所を通して日本聖公会九州教区内の「九州地震被災者支援室」に送られ、被災された方々への支援に用いられます。
 支援活動はまだ始まったばかりです。

礼拝で第10回<東京-祈りの輪->参加生徒が報告2016年05月19日掲載

  4月22日朝の全校礼拝で、この3月に銀座教会で行われた第10回「東京-祈りの輪-」に参加した生徒が、全校生徒に向けて報告をしました。
 この日礼拝堂で捧げられた礼拝は、いつもの通り高橋チャプレンの司式によって始められ、詩編95編に続き日課聖書を高等科1年の奉仕生徒が奉読しました。そして引き続き、2名の生徒が報告に立ちました。
 今回報告したのは、この3月12日に第10回「東京-祈りの輪-」に参加した14名の生徒のうち、現高等科2年2名の生徒で、うち1名はヒルダ祭運営委員長、もう1名は高等科生徒会長でした。まず最初に、被災地と関係を持つことから目をそらしていた自分が、今こそまっすぐ向き合おうと思い始めて、初めてこの回に参加したことの述懐から話は始まりました。そして、ゲスト参加としてこの「東京-祈りの輪-」で報告をしてくれた東北学院高等学校の現地での支援の様子から感じたこと、卒業生が在学時にボランティアプログラムに参加して卒業後もその活動を続けている香蘭女学校と恵泉女学園出身の大学生の皆さんの活動報告から感じたこと、他の参加校のみんなと一緒に祈るとともに、課題をともに考えたこと、そして何より私たちが自ら扉を外に開いて行動を起こしてゆかなければならないことを、心から訴えてくれました。さらに、熊本の地震のことにも触れ、このような私たちが今すぐに行動できることとして、生徒会が支援募金をスタートさせることも全校生徒に向けて発表しました。
 このあと礼拝は、聖歌185番奉唱、諸祈祷、主の祈り、祝祷と続き、最後に聖歌574番を奉唱して終わりました。2名の高等科生徒会執行部の生徒の報告は、全校生徒の外に向けての新たな行動の刺激となりました。

中等科1年~高等科1年に情報モラル講演会2016年05月18日掲載

  4月18日には中等科1年生から高等科1年生で学力テストが実施されました。テストが終了したあと、この4学年の生徒全員が礼拝堂に集まり、昨年から学力テストの日に実施することが定例化した情報モラル講演会を聴きました。
 今回の情報モラル講演会は、エンジェルアイズ代表の遠藤美季先生による「情報モラル講座 『ネットとの付き合い方を考える』」という内容で行われました。
 情報技術はどんどんと変化し、現代の子どもたちの生活はインターネットにとり囲まれています。それに伴って、ネットを原因とする友人間のトラブルやさらに広い世界との無制限な繋がりによる事件などが次々と発生しています。香蘭女学校の生徒とても、いつまでもその例外であり続けることはできません。
 学校では教育のICT化を積極的に進めております。が、同時に情報機器によるトラブルや事件に巻き込まれないように、モラル教育を徹底しなければなりません。
 今回の遠藤美季先生の講演は、「ネット依存」といった恐ろしい実例も紹介しながら、目の前の問題に蓋をすることでは危険を回避できないと、むしろ積極的に自覚してネット社会の問題点を知って普段から気をつけていかなければならないと、問題点をわかりやすくポイントを絞った形で教えてくださる内容で、入学したばかりの中等科1年の生徒たちにとってもわかりやすい講演でした。
 香蘭女学校では、教職員によるICTセンターや生徒のICT委員が中心となって、情報モラルに関する研修を今後もさまざまな形で実施してゆくことにしております。

新年度が始まって間もない香蘭女学校点景2016年05月17日掲載

  2016年度の香蘭女学校も始まってひと月が経ち、新入学の中等科1年生は新しい中学校生活に、そしてその上級生たちは新しい学年、新しいクラスでの生活に慣れてきた頃でしょう。学校の中の様子をちょっと垣間見てみましょう。
 校門右側の掲示板には、既にこのホームページでもご紹介しましたように、今年の2月から香蘭女学校の自然を写した写真を入れた掲示が出されるようになりました。この4月の掲示板は、4月にある3回の特別礼拝の紹介が咲き始めのサクラの幹に咲いている花の写真とともに張り出されています。
 本館エントランス・ホールには、今年度もまた華道部の生徒による生け花が毎週展示されています。4月なので、部活動への新入生勧誘も兼ねていました。新入生勧誘と言えば、漫画研究部や写真部もエントランス・ホールに作品を展示しアピールをしています。
 植物や動物の活動が盛んになるこの春という季節、理科の生物の授業ではしばしば自然豊かな築山を利用します。この4月も高等科1年生の生物の授業で築山のあちらこちらを観察して先生に質問している場面に出会うことができました。また、ある日の放課後には、園芸係の生徒たちがその他のボランティアの生徒や仮入部にやって来た中等科1年生たちとともに、花壇にマリーゴールドなどの園芸種の花を楽しそうに植えていました。
 放課後の体育館棟のタナー・ホールでは、卓球部の活動を見ることができました。部員たちに加え、仮入部の中等科1年生も多く参加して、卓球のラリーを楽しんでいました。また、体育館棟アリーナや校庭にも。たくさんの運動部員が活動をしていました。この時期は、仮入部の中等科1年生がやって来るので、どの部も活動日を増やして、校庭も複数の部で満員の状態でした。

礼拝で東日本大震災ボランティア参加生徒が報告2016年05月16日掲載

  4月18日朝の全校礼拝で、この3月に東日本大震災ボランティアに参加した生徒が、全校生徒に向けて報告をしました。
 この日礼拝堂で捧げられた礼拝は、いつもの通り高橋チャプレンの司式によって始められ、詩編31編に続き日課聖書を高等科1年の奉仕生徒が奉読しました。そして引き続き、2名の生徒が報告に立ちました。
 今回報告したのは、この3月に東日本大震災ボランティアに参加した17名の生徒のうち、現高等科3年と2年各1名の生徒でした。初めて東北被災地を訪れて、名取市の閖上地区や石巻市の大川小学校などの津波の爪痕の惨さに驚いたこと、名取市の応急仮設住宅箱塚桜団地の皆さんが今回も心待ちにしてくださっていてたくさんお話をしてくれたこと、石巻市北上町十三浜のワカメ養殖や加工をしているお宅でお手伝いをした時にいろいろなお話をしてくれたり丁寧に作業を教えてくださったりしたこと、またこれらのワカメのお宅もまた心待ちにしてくださっていて笑顔で迎えてくださったこと、そして何より実際に現地を訪れてみなければ何も本当のことはわからないということを実感したこと、など、感じたこと、考えたことを正直な言葉で伝えてくれました。
 同級生や上級生の「伝えようとする心」が、聞いている生徒たちの心を確かに動かし、真剣な表情で報告に耳を傾けている様子が印象的でした。
 このあと礼拝は、聖歌167番奉唱、諸祈祷、主の祈り、祝祷と続き、最後に聖歌563番を奉唱して終わりましたが、2名の生徒のボランティア報告は各教室へ戻って行った生徒の心に深く残るものだったようです。

4月半ば、一斉に校内が春景色になってきました2016年05月15日掲載

  2016年度が始まって一週間ほどして、新入学の中等科1年生がようやく一週間の生活ペースが一応つかめてきた頃、香蘭女学校の校内の自然は一斉に春景色を呈してきました。
 例年よりずっと早く咲き始めたアプローチのツツジも既に満開、赤色・白色・桃色などが華やかさを競うように咲き誇っています。そして、中原街道からもよく見えるアプローチの真っ赤なツツジの隣にあるコデマリの樹も、その真っ白な花が満開の時を迎えました。
 アプローチにはいろいろな小さな花もあります。例えばこの時期アプローチで一番目につく小さな草花が、イモカタバミの紫色の花です。また同じ種類の花としては、カタバミやムラサキカタバミもアプローチをはじめ校内あちらこちらで目にすることができます。さらに、ハルジオンの小さいながらも華やかな花はアプローチや築山の至るところに咲いていますし、キイチゴの一種の白い花もアプローチで見ることができました。
 アプローチ途中の左側、ビカステス記念館前のイングリッシュ・ガーデンの池の向こう側には、アマドコロの可愛らしい花や、スズランの小さな花も咲いています。
 パティオまで足を運ぶと、事務所受付入り口脇のハナミズキが満開。存在感を示しています。
 築山に入って行くと、目につくのはヒイラギナンテンの葉の茎の付け根にたくさんの実がなっている様子が見られます。もうすぐ黄色く色づいてくるに違いありません。また、そのヒイラギナンテンの樹の真上には、藤棚にフジの花が見事に咲き始めています。このフジを通して向こうに校庭で部活動をする運動部の生徒たちの姿を眺め見るアングルは、この季節のお薦めの一つです。
 築山奥深くに入って行き、体育館棟の西側の坂を登り切ったところ、右側にイボタノキ(ネズミモチ)の樹があり、ちょうど白くて独特の形をした花がたくさん咲いていました。また、同じ築山の体育館棟南西側には冬から咲き続けているツバキの樹がありますが、今もまだところどころに次々と見事な花をつけているのを見ることができます。
 そして、体育館棟屋上のフローラル・ガーデンでその南端に造られている棚に、もうそろそろ花の終わりを告げようとしているムベに代わって、ハゴロモジャスミンの花が咲き始めました。
 楽しい香蘭女学校の春景色です。

部活動オリエンテーションが行われました2016年05月14日掲載

  新たに中等科へ入学した生徒たちにとって、最大の関心事のひとつが部活動でしょう。香蘭女学校では中高一緒に活動するので、上級生と下級生とが密接な人間関係を持つことができます。
 4月15日。新入生に向けて部活動オリエンテーションが行われました。すべての部活動が集まって、その魅力を紹介する部活動オリエンテーション。パソコンを用いて部活動の魅力を画像を使って紹介し、そこに各部の部長がコメントをつけてゆくという形をとる部もあれば、実演を見せてアピールする部もありました。
 新入生全員が一堂に会した礼拝堂で、運動部部長・文化部部長の2人の高等科2年生の自己紹介がまずあり、その2人によって開会のお祈りが捧げられた後、2人の司会により、手際よくオリエンテーション・プログラムは進められました。中等科1年生は時折メモをとりながら、興味津々の表情で説明に耳を傾けたり、目を輝かせてパフォーマンスに見入ったりしていました。
 部活動オリエンテーションが終わって礼拝堂を出てゆく中等科1年生の生徒たちは、「どこの部の仮入部に行くことにした?」などと会話しながら各クラスの教室へ戻って行きました。
 なお、エントランス・ホールや中等科1年生の教室近くの掲示板には、各部の手作りのポスターが貼られ、早速新入生勧誘活動に入りました。

今年度最初の避難訓練が実施されました2016年05月13日掲載

  新年度が始まりました。今年も年度最初の避難訓練が4月15日に実施されました。
 今回の訓練の目的は、新しいクラスに移ったので、現在の教室での避難経路の確認、普段閉まっている防火扉の通過体験、そして避難態勢の確認でした。そして、全校生徒が漏れなく一カ所に集まる集合訓練でもありました。
 サイレンが鳴り、緊急放送が流れ、全校生徒は素早く自分の机の下に身を隠しました。その後、教室の扉を開け、窓を閉めると同時にその鍵は外し避難経路を確認して、全員が校庭に避難し、そこでクラスごとに点呼をとりました。
 全員の点呼が終わり、すべての教室に残された生徒がいないことが先生方によって確認された後、まず高田校長先生から訓練全体を通しての感想と災害が起こった時に大切なことが何であるか、が全校生徒に伝えられました。引き続き防犯防災対策委員会委員長の吉原先生から今日の訓練の良かった点や注意事項が伝えられました。
 ちょうど熊本を中心とした大地震が起こった直後の訓練であったので、訓練の緊迫感は例年に勝るものがありました。いつ来るか分からない大地震などに対して、常にその対策を怠らないよう、香蘭女学校では常に訓練を心がけています。

全校生徒がイースター礼拝を捧げました2016年05月12日掲載

  2月10日の大斎始日にささげられた礼拝以来、香蘭女学校はイエス様の復活に向けて、イエス様が苦難を受けたことを思い起こして礼拝を守る期間、大斎節を過ごしてきました。そして復活日(イースター)を迎えることとなりました。
 今年のイースターは3月27日。学校が春休みの期間に当たったので、香蘭女学校では4月13日の朝の全校礼拝を、イースター礼拝としてささげました。
 アコライト・ギルドの先導によるプロセッション入堂が、音楽部の伴奏による復活節の聖歌159番の奉唱とともに行われ、高橋チャプレンの司式による礼拝は始まりました。
 詩編第118編14~17、22~24節に続いて、青野教頭による第一日課は「使徒言行録」第10章34~43節、「復活の歌」に続く井上教頭による第二日課は「ルカによる福音書」第24章1~12節でした。
 イースター・メッセージは今年は、香蘭女学校理事の日本聖公会東京教区主教 アンデレ大畑喜道主教。私たちはキリストの復活を喜んでいる存在であることを人々に伝える役割を私たちが担っているということを、わかりやすくお話しくださいました。
 聖歌163番のあとは、これまで少しずつ貯めてきた一人ひとりのイースター献金が、各学年代表の6名の生徒たちによってアコライトの生徒に渡され、祭壇にささげられました。この献金は、「そらぷちキッズキャンプ」「東日本大震災被災者支援」にささげられます。
 大畑喜道主教の祝祷に引き続き聖歌170番を全員で歌って、イースター礼拝は滞りなく終了しました。

中1の教室で高3のBIG SISTERが活動開始2016年05月11日掲載

  中等科1年生の生活の世話をするために学校から任命された高等科3年の生徒が、香蘭女学校のBIG SISTERです。このBIG SISTER制度は、名称こそ違いましたが遥か昔から香蘭女学校で行われてきた制度です。
 4月9日に三光教会の聖堂で行われた認証式で正式に任命された高等科3年のBIG SISTERたちは、中等科1年の各クラスにそれぞれ6名ずつ任命され、そのうち2名ずつが交代で毎日朝の礼拝前から礼拝までと、終礼から掃除までの時間に中等科1年の教室に出向き、担任のお手伝いをしながら中等科1年生を指導したり相談に乗ったりしています。
 4月11日の中等科1年オリエンテーションの中で、各クラス教室でそれぞれ顔合わせをした後、翌12日からいよいよBIG SISTERのおつとめに入りました。
 緊張しながらも朝の礼拝前に中等科1年の生徒たちの前に立ったBIG SISTERたちは、早速そのクラスの担任の先生から依頼された連絡事項を伝えたりして、その後中等科1年の生徒たちとともに礼拝堂へ移動し、中等科1年の座席で礼拝を捧げました。
 一日の終わりの終礼の時間は、やはり担任の先生に代わって連絡事項を伝え、中等科1年の宗教委員によって始められる終業の祈りをクラスの生徒たちとともに捧げました。そのあと、各クラスとも掃除が始められBIG SISTERたちは中等科1年の掃除当番に指示を出したりしていました。
 香蘭女学校の上級生と下級生との良き関係は、このような中で作られ始めます。

中等科1年生のオリエンテーションが行われました2016年05月10日掲載

  2016年度の授業が始まった4月11日、新入学の中等科1年生に対しては一日オリエンテーションが行われました。
 まだ右も左もわからなくて校舎で迷子になりかねない中等科1年生に、学校の校内のどこに何があるのか、どの施設をどのように利用するのか、毎日の生活でどんなことをいつすればよいのか、などを一つ一つ担任の先生が説明してくださいました。
 まずは、校内案内。本館、東館、管理棟、講堂棟、南館、体育館棟、聖ヒルダ記念館、ビカステス記念館、築山などを巡りながら、普通教室や特別教室、アリーナやタナー・ホールやオーキッド・ホール、図書室、売店や保健室・生徒ホール・教員室など、覚えきれないほどの場所を、利用の仕方などの説明も受けながら見て回りました。
 また、教室に戻ってからは、一日の生活について時系列に沿って担任から教えていただきました。登校、遅刻した時の注意、礼拝から始まって授業、移動教室、体育の授業の時の更衣室の利用の仕方、昼食の時の食前感謝の祈り、終礼と終業の祈りと掃除、下校時刻など、これから6年間続く毎日の生活の基本を丁寧に担任の先生が説明してくださいました。
 1回では覚えきれないことばかりですが、翌12日から授業も始まる学校生活の中で、一つ一つ経験しながら少しずつ慣れてゆくことでしょう。

2016年度が始まった香蘭を彩る春の花たち2016年05月09日掲載

  ギリギリ散らずに入学感謝礼拝に間に合ったサクラのトンネルをくぐって新入学の中等科1年生が、たくさんの教科書が詰まった鞄を持って香蘭女学校に通い始めました。その新入生を快く出迎えているのが、校内の春の花たちです。
 校門を入ってアプローチを歩くと、警備室の少し先のイチイの樹の隣にヤマブキの黄色い花が可愛らしく咲き始めました。その斜向かいには、全国的にも稀少種となったカントウタンポポの花があちらこちらで見られるようになりました。香蘭女学校のずっと大切にしている花です。また、アプローチ脇やビカステス記念館前や築山など全校あらゆる所にあるタビラコの小さな黄色い花も真っ盛りです。
 ビカステス記念館前の池のほとりには、ドウダンツツジの樹に白い可憐な花がたくさん咲きました。また、アプローチを挟んでドウダンツツジの向かい側には、シロヤマブキの花も咲いています。さらに歩を進めて行くと右側のマツの樹にも独特の花が咲き始めています。そしてその向かい側、ガールスカウト発祥の碑の脇には、ツリガネズイセンの可愛い花がいろいろな草木に隠れるようにひっそり咲いていました。
 アプローチを左に折れて管理棟の南側の地面を、目を近づけて見ると、トキワハゼの小さな花が咲いていることに気づきますが、その芸術的な形に驚かされます。
 築山に足を踏み入れて井戸と小川の間を西に進んでゆくと、アリウム・コワニー(アリウム・ネアポリタヌム)の白い可愛らしい花がたくさん咲いています。さらに池の方まで進んで行くと、ジャーマンアイリスの隣にシランの紫色の花が咲き始め、またさらに体育館棟の西側まで進んで行くと、モミジの樹にも花が次々と咲いているのを発見できます。
 体育館棟のフローラル・ガーデンの南側にはムべの花が今年も咲きました。

2016年度高等科入学感謝礼拝も行われました2016年05月08日掲載

  中高完全一貫教育を続けている香蘭女学校では、高等科入学式は一学期の始業式と一緒に行われています。今年度も4月9日、高等科入学感謝礼拝としてささげられました。
 全校生徒が既に着席している礼拝堂へ新高等科1年生が入堂し、聖歌184番とともにアコライト・ギルドに先導されたプロセッションが入堂して感謝礼拝は始められました。高橋チャプレンの司式により礼拝は進められ、青野教頭の日課聖書朗読、そして高田校長の高等科新入生への式辞があり、中等科とは違う高等科での生活のあり方について話されましたが、新高等科1年生は真剣な表情で耳を傾けていました。引き続き一学期始業式に入り、校長先生は今度は各学年の生徒に新しい年度での学校生活のあり方について語られました。校歌斉唱、お祈りのことばに続いて聖歌186番を歌って、高等科入学感謝礼拝と始業式は無事終了しました。
 礼拝に続いて新任教職員の紹介が、全校生徒に向けて高田校長から行われ、新しい先生方が全校生徒の拍手に迎えられました。新任の先生方も一人一人、爽やかに挨拶をされました。
 そして4月11日より、2016年度一学期の授業が始められました。

2016年度中等科入学感謝礼拝を捧げました2016年05月07日掲載

4月8日、新入生を迎えて中等科入学感謝礼拝を捧げました。薄曇りのまずまずの天気でしたが、校門の前、あるいは入学感謝礼拝の立て看板の前で、真新しい制服を着て親子の記念写真を撮ってもらっている新入生たちの嬉しそうな笑顔が、次々と見られました。エントランス前で親子はしばしのお別れ。新入生たちは笑顔で出迎えたガールスカウトの上級生たちに伴われて、自分の教室へ向かいました。
10時から始まった入学感謝礼拝。香蘭女学校ではすべての式が礼拝として捧げられる大切な祈りの時。新入生の大半にとっては初めての経験です。緊張した面持ちで中等科2~3年の上級生たちが待つ礼拝堂に、しずしずと新入生は入堂しました。
祭壇に生徒によって灯が点されて、聖歌390番、上級生が奉仕するオルター・ギルドの生徒による祭壇のロウソクやイースターのパスカル・キャンドルへの点火、アコライト・ギルドの生徒が先導するプロセッション入堂から開始された礼拝に、新入生はまず驚いたことでしょう。高橋宏幸チャプレン司式の中、初めて礼拝式文のことばを唱え、井上裕子教頭の聖書のみことば(「マタイによる福音書」第7章7節から)に耳を傾けた後、クワイヤーの歌うアンセム「ああ感謝せん」(G. F. Handel)の美しさに、心を奪われたことでしょう。高田智子校長の式辞、横内允理事長の祝辞、円城裕華父母の会会長の祝辞、校歌を斉唱したあとの在校生代表の中等科3年生の歓迎のことばなどをしっかりと受けとめて、また中等科2~3年生全員によるJ. L. F. Mendelssohn B.「主をたのみて」の歌声に耳を傾けた後、お祈り、そして聖歌391番を歌って初めての礼拝を終えました。
礼拝のあとは引き続き高田校長から、中等科1年生が直接関係する先生方の紹介がありました。
校庭の咲き誇る桜の木の下でクラスごとに記念写真を撮影したあと、教室に戻ってクラス担任の先生からの諸説明をうかがって、気を張りつめて過ごした一日を新入生たちは無事終えました。

新任教職員の宣誓・任命式が行われました2016年05月06日掲載

  新年度を迎え、今年も香蘭女学校に新しい教職員の方々が入られました。
 今年度は専任教員の方が4名と講師の先生方が9名、事務職員の方が1名。新年度早々4月7日には、新任教職員・講師 宣誓・任命式の礼拝が、例年通り三光教会の聖堂で行われました。音楽科の伊藤茉那先生のオルガン奏楽で始められた礼拝は、高橋宏幸チャプレンの司式によって厳かに進められ、詩編第100編に続き任命の聖書は旧約聖書「申命記」第4章1節以下、聖歌は521番が歌われました。なお、この式では新任の教職員の方々のほかに、今年度より新たに教頭になった井上裕子先生、教務部長になった船越日出映先生、生徒部長になった高橋英子先生も一緒に宣誓し、その職務を横内允理事長から任命されました。 宣誓のことばは、代表して井上教頭が述べました。
 また4月9日の始業式では、全校生徒の前で高田智子校長から新任の方々が一人一人紹介され、それぞれ壇上から挨拶の言葉を生徒に向かって述べられました。新任の先生は4月11日から早速教壇に立たれました。
 フレッシュな方々が教職員の仲間に入り、香蘭女学校の校内はまた新たな空気に包まれています。

春休み中に校内を彩り始めた花たち2016年05月05日掲載

  2015年度が終了したあとのこの春休み。登校する生徒がめっきり少なくなった校内では、いろいろな春の花たちがあちらこちらで彩り始めました。
 校門を入ってまず目につくのは勿論、たくさんのサクラの花たち。その多くはソメイヨシノです。
 そのサクラの咲くアプローチを歩いて行くと、右側にこの取材時には既に咲き終わりを迎えようとしているハクモクレンの白い花が僅かに残っていました。
 一方そのはす向かいには、ハナカイドウの桃色の花が咲き始めていました。そしてさらに歩を進めると、ビカステス記念館の前にはザイフリボクの白い花が次々と咲き始めていました。また、その向かい側には夏ミカンの実、そして芝蘭庵の前にはウメの実がそれぞれ枝に姿を見せていました。また芝蘭庵の前には、ハナニラの白い花も次々と咲き始めました。
 面白いところでは、気温の関係からはアプローチのツツジやサツキの花が早くも咲き始めている様子が見られました。
 築山に足を踏み入れると、井戸の近くでミツバツツジ樹に桃色の花が咲いていました。また、小川の辺を池の近くまで進んで行くと、早くもセイヨウシャクナゲの真っ赤な花が咲き始め、また近くにジャーマンアイリスの白い大きな花も見事に咲いていました。
 新しい2016年度を迎える築山の春の準備が、着々と進んでいます。

高等科生徒会役員がナザレ修女会で研修会2016年05月03日掲載

  この4月3~4日1泊2日の日程で、2016年度高等科生徒会役員の生徒たちが、「ナザレ修女会」の修道院に於いてリーダー研修会を行いました。毎年この春休みに、新年度の活動を始める前の高等科生徒会役員たちが行っている研修会です。
 東京都三鷹市牟礼に日本聖公会の「ナザレ修女会」修道院があります。吉祥寺駅から20分ほど歩いた井の頭公園の裏手にあたる場所です。1920年4月、英国エピファニー修道会の修女様4人が芝白金三光町の聖ヒルダ女子神学部校舎にて修道生活を始められました。1936年、2人の日本人女性の志願者は修道女として誓願を立て、日本人の修道院としての「ナザレ修女会」が同じ敷地内に創立されました。香蘭女学校もやはり同じ敷地内にありました。シスターたちは、刺繍を生徒たちに教え、音楽の指導にも力を注ぎ、日本聖公会で初めて彼女たちの歌う天使ミサ曲がレコードに吹き込まれました。そして、多くの生徒たちが信仰の道へ導かれていきました。戦後の香蘭女学校でも1960年代初め頃までは、講師として数名の修女さまたちが順々に授業を持ってくださいましたが、いつの間にかその交流は絶えてしまいました。
 2007年11月、香蘭女学校の先生たちが何十年ぶりにナザレ修女会を訪問し、翌2008年12月には高等科生徒4名の訪問も実現しました。2011年は、高等科3年13名の生徒たちが、そして2012年11月、2013年11月、2015年2月、2015年11月には、高等科の生徒たちと高橋宏幸チャプレンほか先生方が参加して、静想会がそれぞれ1泊2日の日程で行われました。
 今回、香蘭女学校の校舎と同じ内井昭蔵氏の設計による美しい修女会の建物に足を踏み入れた高等科生徒会役員の生徒たちは、いくつかのプログラムに取り組みました。一緒に参加した高橋宏幸チャプレンや前年度の秋元生徒部長、新年度の高橋英子生徒部長らからアドバイスを貰いながら、仲間を知り、自分を知り、自分が大切にしていることと同じように仲間が大事にしていることを共有する練習。自分たちでの話し合いをする練習。基準を持ち、アイデアを形にしていく練習。などが続けられました。話し合いは尽きず、あっという間の2日間でした。
 また、ナザレ修女会の夕の礼拝や主日の聖餐式に参列させていただいたり、ナザレ修女会のマナ修女さまにお話をしていただいたりもしました。
 この一年、香蘭女学校の中高の生徒たちを引っ張ってゆく立場にある高等科生徒会の生徒たちは、この修道院という日常生活から隔離された静寂な空間でのリーダー研修を通して、リーダーとしての自覚を確かにしたようです。

2015年度高等科1年生(現高2)10名が韓国研修2016年05月02日掲載

  春休みの韓国研修が初めて行われたのは、2008年3月のことでした。春に香蘭生が訪れホームステイをする韓国の学校の生徒たちが香蘭女学校へ秋か冬に来校してホームステイするプログラムと合わせた交流プログラムは、その後大韓聖公会ソウル教区の多大なご協力をいただいて、キリスト教教育の観点を備えた大切な研修へと充実してきました。
 9回目の今回は3月26日~30日の4泊5日。2015年度の高等科1年生10名が参加して実施されました。一昨年からプログラムの大幅な変更がなされ、ソウルの大韓聖公会を訪れての大韓聖公会プログラム、そのあと南下して韓国南東部の昌寧郡にある昌寧女子高校を訪問してホームステイ、というプログラムとなりました。
 初日は羽田空港から金浦空港へ向かい、昌徳宮を訪れました。昌徳宮はソウルにある5古宮の一つで1405年に景福宮の離宮として造られ、李氏朝鮮15代の光海宮以降270年にわたり王の御所であった宮殿で、13万5千平米の広大な敷地に建つ13棟の建物は1997年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。そのあと大韓聖公会ソウル大聖堂に向かい、毎年お世話になっている大韓聖公会の柳時京司祭らに出迎えられて大聖堂を見学、そして宿泊所の修道院に入りました。
 2日目もソウル大聖堂で大韓聖公会プログラムが行われ、大韓聖公会の若者たちとの交流会が持たれました。イースター礼拝に出席したあと、今年も大韓聖公会の金根祥首座主教とお話をする会を設けていただき、香蘭生は今年も金主教から大歓迎され、素敵ないただきものを頂戴しました。その後、景福宮でチマチョゴリを着させていただく機会もいただきました。
 3日目は、三一運動殉国記念館や、三一運動中に起きた提岩里教会事件の中心地である堤岩里教会などを訪問したあと、一路南下し、昌寧女子高校のある昌寧郡へ向かいました。
 4日目は昌寧女子高校でのプログラム。朝からの歓迎会、授業体験、チマチョゴリ体験、昌寧女子高校の先生や生徒の案内による観光など、盛りだくさんのプログラムを楽しんで、それぞれ別々のお宅にホームステイをしました。
 最終日も昌寧女子高校でのプログラムで、両校の生徒同士の交流、意見交換の時間が持たれました。
 歴史問題も強く意識しながら、香蘭の生徒たちは韓国の高校生たちとも親しく交流をし、貴重な経験をともにしました。

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