トピックス(2016年6月掲載分)

中・高生徒会役員が痴漢防止キャンペーンに参加2016年06月30日掲載

香蘭女学校は、このたび警視庁荏原警察署から痴漢防止キャンペーンへの参加のご依頼をいただきました。女子中高生にとって痴漢防止は喫緊の課題でもありますから、喜んで参加させていただきました。
6月8日、警視庁荏原警察署・品川区役所・東急旗の台駅・旗の台南町会・荏原母の会と香蘭女学校の共催で、「痴漢は絶対に許さない!!」キャンペーンを 東急旗の台駅南口前で実施しました。この日行ったのは、荏原警察署が制作した「痴漢は絶対に許さない!」というチラシとティッシュを旗の台駅前を通行する 方々に配る活動で、中等科・高等科生徒会執行部役員の生徒たちが、旗の台・荏原地域の方々や警視庁マスコットキャラクターのピーポ君らと一緒に行いまし た。旗の台駅を利用されている地元の方々や、ちょうど下校時間にあたった香蘭生など、通行されていた多くの方々へキャンペーンのスローガンを訴えました。

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高等科1年生が日生劇場でオペラ公演鑑賞2016年06月29日掲載

  香蘭女学校では長年、高等科1年生に日生劇場でのオペラ公演を鑑賞してもらうプログラムを実施してきました。日生劇場の中高生対象のオペラ教室は1979年から34年間行われてきた「青少年のための『日生劇場オペラ教室』」を香蘭女学校も毎年鑑賞してきました。2014年から形を変えて「ニッセイ名作シリーズ」となってからも毎年参加してきました。さらに今年は、昨年末から行われていた日生劇場の大規模改修工事がこの5月末に完了し、リニューアルオープンした劇場でオペラを鑑賞できることになりました。
 今年も公益財団法人ニッセイ文化振興財団主催、日本生命保険相互会社協賛で行われるオペラ公演は、演目は名作「セビリアの理髪師」。「ウィリアム・テル序曲」で知られるイタリアの作曲家ジョアキーノ・ロッシーニ作曲のラブ・コメディであるこの作品が、演出=粟國淳、指揮=園田隆一郎、管弦楽演奏=新日本フィルハーモニー交響楽団によって上演されました。
 高等科1年生は6月13日、学校から三々五々に日比谷の日生劇場に向かいました。劇場のスケールにも目を見張っていましたが、初めてオペラを観る生徒も多く、公演が始まると身を乗り出してオペラ鑑賞を楽しんでいました。

↓日生劇場HPより(チラシは名作シリーズに続いて上演されるオペラ本公演のもの)

今年度も各学年で「SE学習」が展開されています2016年06月21日掲載

  今年度も中等科2年~高等科2年で、毎週「SE学習」が置かれています。「SE学習」(Self Enrichment Study)は香蘭女学校独特の選択授業です。さまざまな講座に自ら主体的に取り組む。またその時間と空間と活動そのものを、担当の先生と、そして共に学ぶ友と共有する。この中でいろいろな発見をする喜び。学ぶことの楽しさ。-これが香蘭女学校のSE学習の妙味です。
 今年度の「SE学習」も2ヶ月経って順調にペースができつつあります。あちらこちらの講座で発見と喜びの声があがっています。
 
 今年度のSE学習講座のうち、中等科2~3年の講座のラインナップをご紹介します。
 
 ●中等科2年SE学習の講座 茶道、華道、箏曲、囲碁~考える力を養う“囲碁ガール”、剣道、音楽、デッサン入門、女性史を読む、物語を紡ごう、テニス入門、英語 基礎、英語 発展、数学 基礎
 
 ●中等科3年SE学習の講座 茶道、華道、箏曲、能楽入門、韓国語、剣道、近現代史に触れる、科学実験、舞台の中の音楽、食品の加工、デッサン基礎、テニス入門、英語 基礎、英語 発展、数学 基礎
 
 今回は木曜日午後に実施されている中等科3年生のSE学習の一部の講座の様子を見てまわりました。その中で上掲の写真は「韓国語」「英語 発展」「箏曲」「近現代史に触れる」「茶道」「華道」「科学実験」「能楽入門」「舞台の中の音楽」「デッサン基礎」「食品の加工」「剣道」の各講座の様子です。講座がスタートしてから回数を数えてきて慣れてきたこともあって、教える先生も普段の授業よりずっとリラックスして、心を解放した時間を生徒と先生が一緒になって作り上げている様子が伺えて、今後の学習の深まりがますます楽しみになりました。

立教英国学院の棟近稔校長先生が礼拝に参加2016年06月15日掲載

  香蘭女学校と深い縁を持っている立教英国学院の棟近稔校長先生が、6月6日来校され、朝の全校礼拝の中で生徒に向けてお話をしてくださいました。
 香蘭女学校の今朝の礼拝の印象、立教英国学院の簡単な紹介、立教英国学院と香蘭女学校の関係についての紹介に始まり、いよいよお話は佳境に入り、英語をめぐるモスクワでのご自身のご経験をお話しくださいました。ジェスチャーとユーモアたっぷりで、生徒を笑わせながら、最後には「是非英語の勉強をしっかりしてください。そして良かったら、是非立教英国学院へ『留学』してみてください。」というメッセージを全校生に伝えてくださいました。
 礼拝を捧げた後礼拝堂を出た棟近先生の所へ、この3月まで立教英国学院に「留学」していた現・高等科1年の2人の生徒が駈け寄り、懐かしい再会を果たし、また長く立教英国学院に通った後昨年4月に香蘭女学校に転入した現・高等科3年の1人の生徒もやって来て、久しぶりの会話を楽しんでいました。

第1回学校説明会、ご来校有難うございました2016年06月13日掲載

  6月4日(土)は、今年度第1回目の学校説明会でした。天気は晴天で湿度も低い説明会日和で、多くの方々が説明会においでくださいました。有難うございました。
 午後2時から礼拝堂で行われる説明会を前に、受付ではガールスカウト部の生徒たちが、ご来校くださった方々に資料の配付を、また、アプローチ突き当たりや礼拝堂入口・礼拝堂内などでは誘導・ご案内、子どもプログラムの番号札の配布などを行いました。
 午後2時、高橋チャプレンによる開会のお祈り、続いて高田校長によるご挨拶と学校の教育方針についての説明があり、引き続き高橋チャプレンによるキリスト教教育についての大事なお話がありました。
 その後はいよいよ大人の部と子どもの部に分かれてのプログラムです。小学生の皆さんは10のグループに分かれました。それぞれのグループには高等科3年のBig Sisterや高等科2年生のガールスカウト部員が2人ずつ付いて、校内を案内しました。音楽部、茶道部(芝蘭庵にて)、テニス部、バスケットボール部、卓球部の各部活動や図書室・中央教室・生徒ホールなどで説明を聞いたりしながら見学して校内を巡り、その後教室に分かれて入り、香蘭生と同じように一人一人が席につきました。そこで、香蘭女学校の一日の様子が楽しく映し出された映像を見たり、Big Sisterやガールスカウト部員の生徒たちによる香蘭についての具体的な楽しいお話を聞いたりました。
 子どもたちが校内巡りをしている間大人の部では、まず映像によって香蘭女学校での学校生活や中等科1年生の生活の様子が紹介されました。そのあとは、英語教育と国際交流プログラムについて井上中等科教頭から、また高等科卒業後の進路や中等科入試については青野高等科教頭から、それぞれ詳しい説明が行われました。そして高橋チャプレンによる閉会の祈りがあってから、子どもたちと合流をして自由に校内を見学しました。今回は「英語 多読 国際交流プログラム」という展示をした教室も用意され、親子で展示に見入っている姿も見られました。またその校内自由見学の時間にオーキッドホールで個別相談も行われました。
 今年度も学校説明会のプログラムを毎回いろいろと中身を変えて実施する予定です。

高等科3年生が国立劇場歌舞伎鑑賞教室を観劇2016年06月10日掲載

  高等科3年生は例年6月に、国立劇場の歌舞伎鑑賞教室に出かけて、普段なかなか観ることのできない歌舞伎を観劇します。今年も6月3日午後、高等科3年生は全員が三々五々学校から国立劇場へ出かけて行きました。
 今年の演目は、河竹黙阿弥が1883年に五代目尾上菊五郎の要望で書いた生世話物の傑作「新皿屋舗月雨暈 -魚屋宗五郎-」。主演は中村橋之助。中村芝翫の八代目を襲名することが決まり、この10月より襲名披露公演をすることになっている今年最も注目される歌舞伎役者であるこの中村橋之助が、宗五郎を演じました。その他、中村梅枝・中村松江・中村萬太郎・市村橘太郎ほかの配役で、また主演の中村橋之助の次男でこの10月に三代目中村福之助を襲名する中村宗生が小奴三吉を演じました。
 中村萬太郎による解説「歌舞伎のみかた」も楽しく、また芝居が始まってからは、目の前の舞台で演じられる役者たちの姿に引き込まれていました。特に今回の演目は、イヤホンガイドがなくても生徒たちが十分に聞き取れる台詞、わかりやすいストーリー、と、生徒たちがすぐに歌舞伎に馴染む要素に溢れており、また役者の演技も素晴らしく、特に宗五郎を演じる中村橋之助の酔っぱらいの熱演と、その宗五郎との掛け合いを実に楽しく演じた女房おはま役の中村梅枝の好演に、生徒たちは笑い転げながら拍手喝采を送っていました。中には、大向こうさながら役者の屋号の掛け声を掛けている生徒もいる程、みな芝居見物を堪能していました。
 生まれて初めて本物の歌舞伎に触れた生徒もいましたが、みな一気に歌舞伎ファンになったようです。

英語科主催の多読講演会を全校生対象で実施2016年06月09日掲載

  昨年6月3日に、初の試みとして英語科主催の講演会を実施し「多読の楽しみ 英語の魅力」という講演を全校生徒が拝聴しました。香蘭女学校が積極的に取り組んでいる英語の多読授業に、そのお話を伺った直後から生徒たちが今までより以上に、積極的に取り組むようになったという成果を産んだ講演会となりました。
 今年も昨年に引き続き、英語の多読講演会を英語科主催で実施しました。一学期の中間テストが終わったあとの6月1日のホームルームの時間、全校生徒が礼拝堂に集まり、お二方の講演を拝聴しました。
 今回講演をされた先生は、岡山陽子先生と鈴木祐子先生。岡山先生は、2015年に日本多読学会会長をつとめられた多読指導のパイオニアで、一昨年まで茨城大学で研究・指導にあたられ、定年退職後は複数の大学で多聴多読クラスを担当されながら「タドキスト」として多聴多読を楽しんでおられます。一方、鈴木先生は、多彩な経歴を積まれた後、実践的な英語力の習得を目的とした英語教室「ABC4YOU 自由が丘」を開校されて小学生~高校生に多聴多読を指導され、また「英語tadokuクラブ」を立ち上げ大人にも多聴多読を指導される多読カウンセラーの先生です。
 まず初めは岡山先生のお話でした。香蘭女学校の英語多読環境が恵まれたものだというメッセージからお話は始まり、最初に多読100万語超読了の青年の例を出され、そこからわかるどのような読み方が大切であるかが語られました。具体的には、辞書を引かずに8割程度の理解のまま、超簡単な英文を大量に読むということでした。そして、香蘭女学校でも実践されているシャドーイングの効果も強調されました。最後に、多読用の教材、多読の方法の具体的紹介がなされ、「Let’s Try SHADOKU.」というメッセージとともにお話を終えられました。
 続いては鈴木先生のお話。鈴木先生のお話は実践編で、『Go On, Mum!』という香蘭生もよく知っている絵本を使って、その場で生徒たちがシャドーイングの実践を行いました。その実践をしながら、多読+シャドーイングがどのような力を養うのか、また多読+シャドーイングがセンター入試やGTEC、TOEICなどにどの程度の成果として表れるのかというデータを紹介され、「Have Fun with SHADOKU!」というメッセージとともにお話を終えられました。
 楽しいお話の時間はあっという間に過ぎ、生徒たちは、現在授業で実践している多読+シャドーイングの量をさらに増やしてゆきたいと思ったに違いない、そのような刺激的な講演会となりました。

中間テストを迎えた5月下旬の校内の自然2016年06月08日掲載

  香蘭女学校は一学期中間テストを実施する時期である5月下旬を迎えました。自然溢れる香蘭女学校の校内には、また新たな息吹を感じさせる風景が見られます。
 校門を入ってアプローチを進むと、梅雨時のアプローチの花の主役となるはずのクチナシの花が、今年は早くもこの5月のうちに咲き始めました。季節の進みの早さを感じます。
 そして、アプローチ左側のビカステス記念館のイングリッシュ・ガーデンの池でも、例年より早くスイレンの花が開き始めました。また、イングリッシュ・ガーデン奥では今年もトキワツユクサの小さくて可憐な花が、次々と咲き始めています。
 アプローチの反対側では、ボケの樹に薄緑色の実がなり始めました。
 さて、南館に足を運んでみましょう。やはり梅雨時の南館前の主役であるキンシバイとビヨウヤナギの黄色い花コンビが、早くもその華やかさを競い始めました。
 築山など校内各所に植わっているアジサイやガクアジサイの樹には、花が順々につき始めて、校内の梅雨時の装いを梅雨入り前のこの時期に早くも呈しています。その様子をキャンバスに留めようと、高等科2年の美術選択者の生徒たちが、一心に絵筆を走らせていました。

卒業生による教育実習が始まりました2016年06月06日掲載

  大学の教職課程を履修して中学校・高等学校の教職免許の取得をめざす教育実習が、例年通り開始されました。今年度はいずれも香蘭女学校卒業生7名の実習生が3週間の(養護教諭を目指す学生は4週間の)教育実習に入りました。
 実習初日の5月30日の朝の全校礼拝の中で、教育実習担当の中村先生から全校生徒に実習生が紹介され、引き続き実習生を代表して1人の学生が挨拶をしました。
 このあとオリエンテーションを受け、早速この日から実習生は授業準備をしながらいろいろな学年の授業を見学し、また担任の仕事などの学校業務等の練習も始めています。近日中には教壇実習も始まります。生徒も、楽しみにしています。
 将来、是非教職に就いて、全国各地の学校で子どもたちを相手に元気に奮闘してもらいたいものです。

卒業生の上橋菜穂子と<精霊の守り人>展2016年06月05日掲載

  東京都世田谷区南烏山にある「世田谷文学館」では、この4月23日から「上橋菜穂子と<精霊の守り人>展」が開催されています。今回のこの展覧会は、公益財団法人せたがや文化財団、世田谷文学館、NHKサービスセンターが共同主催で行われており、世田谷文学館の2階展示室では7月3日(日)まで行われています。毎週月曜日が休館で、一般800円、高校・大学生・65歳以上が600円、中学生以下は無料となっています。また、7月30日から9月19日までは姫路文学館、9月24日から11月20日までは駿府博物館、そして2017年1月20日から2月19まではかごしま近代文学館で、それぞれ開催されることになっています。
 作家の上橋菜穂子さんは、香蘭女学校の第89回卒業生です。2014年には国際アンデルセン賞作家賞を、翌年には本屋大賞を受賞するなど、多方面から多くの賞をいただいています。文化人類学者として大学で教鞭も執っている上橋さんの世界は、想像性と創造性に溢れ、多文化の共生を壮大なスケールの物語世界の中に描く、ダイナミックな、そしてロマンに満ちた文学世界です。「精霊の守り人」から始まる「守り人」シリーズは、特にその中でも代表的なもので、今年度からNHKで3年にわたって、綾瀬はるか主演でドラマ化されているのは、皆さんもご存知の通りです。
 皆さんも世田谷文学館に足を運ばれて、香蘭女学校の生徒時代に培われた上橋菜穂子さんの作品世界を、是非この「上橋菜穂子と<精霊の守り人>展」で堪能していただきたいと思います。
 (写真1枚目は世田谷文学館HPより転載させていただきました。写真2・3枚目は今回の展覧会オープニングセレモニーでの上橋さん、写真4枚目は単行本表紙)

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