トピックス(2017年12月掲載分)

降臨節(アドヴェント)を迎えてクリスマス献金を献げます2017年12月31日掲載

香蘭女学校は今年も「クリスマス献金」を献げる季節となりました。
今年は12月3日(日)から、イエス様のお誕生の意味を思い巡らし、心備えをする「降臨節」が始まりました。
イエス様のお誕生の「時」「場所」「集まった人たち」を手がかりにしますと、更にクリスマスの意味が明らかになってきます。
お生まれになった「時」、それは真っ暗闇の中での出来事でした。聖書において暗闇とは、恐怖や不安、死をイメージさせるものでした。
お生まれになった「場所」、それは当時名もないベツレヘムの馬小屋の飼い葉桶という、赤ちゃんを産み落とすには最も相応しくない場所でした。
「集まった人たち」、それは両親のヨセフとマリアはもとより、野宿していた羊飼い、東方からはるばる、黄金(王への捧げ物)・乳香(祭司が神殿での礼拝で用いる物)・没薬(遺体の葬りに用いる物)を携えてやって来た占星術の学者たちでした。
心細く不安に押し潰されそうな両親、世間から除け者にされている羊飼い、そして異教の世界を代表する人たちに取り囲まれ、見守られる中でイエス様はお生まれになりました。そのイエス様のお誕生の出来事の中には、人々が避けたいことや端に追いやられている人たちの中に、実は神様の計り知れない愛と憐れみの心と働きが潜んでいるというテーマがあります。
このような時や場所、状況に追いやられている人たちを心に覚えるとともに、そのような人たちと生きることを分け合い、命を支え合うために、私たちができる一つの働きが「クリスマス献金」には込められています。
今年香蘭女学校の全校生が捧げるクリスマス献金は、「パレスチナ子どものキャンペーン」(パレスチナと周辺地域での人道的支援・生活向上を使命とするNPO)と、「きぼうのいえ」(路上生活者のためのホスピス)へお献げします。

(写真は左より、香蘭女学校オリジナルのクリスマス献金袋、宗教講話でお話しくださった時の「パレスチナ子どものキャンペーン」事務局長の田中好子先生、同じく宗教講話でお話しくださった時の「きぼうのいえ」代表の山本雅基先生(現顧問))

東日本大震災の被災地の方々へのクリスマスカード2017年12月30日掲載

香蘭女学校では長年、クリスマスに全校でクリスマスカードの交換を行っています。
そして今年もまた、この全校交換カードに加えてもう一枚、東北の「東日本大震災被災地の皆さんへクリスマスカードを送りましょう」という呼びかけが行われ、そのポスターがエントランス・ホールや廊下、各クラスに掲示されました。
2011年以来毎年、東日本大震災ボランティアや山荘受入ボランティア、現地の物品購入や募金活動などを通じて関わりを持った東北の被災地の方々にクリスマスカードをお送りすることで、香蘭女学校に集う私たちの心を少しでも皆さんにお伝えできることを願ってきました。
例年、岩手県釜石市、宮城県気仙沼市、石巻市、仙台市、名取市などの皆さんへクリスマスカードをお送りしてきました。今年は新たに、8月の山荘受入ボランティアで福島県郡山市の皆さんと深い関わりを持つ機会を頂戴することができました。
期末テスト期間には入りましたが、任意提出のクリスマスカードが提出箱に少しずつ集まってきました。
クリスマスカードを通じて、私たちは他者との繋がりを改めて確認する時を持とうと思っています。
一年の締め括りである12月は、自分と自分たちの、周りの人たちとのさまざまな繋がりを、改めて一つ一つ確かめる月なのかもしれません。

香蘭女学校の伝統の全校クリスマスカード交換に向けて2017年12月29日掲載

香蘭女学校では長年、クリスマスに全校でクリスマスカードの交換を行っています。生徒も教員も全員参加で行うこのクリスマスカード交換は、一年最後の楽しみとなっています。11月下旬には各クラスの宗教委員によって、クリスマスカード交換のクラスへの呼びかけとポスター掲示が行われました。
クリスマスカードには、自分なりのクリスマス・メッセージのほかに、聖書からクリスマスに相応しい聖句を一つ選んで書くことになっています。カード提出締め切り近くなった各教室では、クリスマスカードを開いて、絵を描いたり、色ペンを使ったりして、自分なりの工夫をしながらカードを完成させようと頑張っている生徒の姿が多く見られました。また、隣席の友人とどんな聖句を選ぶかを相談している生徒もいました。
自分のカードが全校の誰に渡るか、また誰のカードが自分に届くかも、生徒の大きな関心事で、大好きな上級生からのカードが自分に届くことを祈っている生徒も多々みられました。
学年クラスを超えて、また生徒や教員の区別なく、香蘭女学校にともに集う者すべてが一年の終わりに一回、お互いの広い交流の場を得て、お互いのつながりを心に留める大切なクリスマスカード交換です。

クリスマスに向け校内各所にリースが飾られました2017年12月28日掲載

12月1日に「降臨節を迎える礼拝」と「クリスマス・イルミネーション点灯式」が行われてから、香蘭女学校はクリスマス(降誕日)を迎えるアドヴェントの期間に入りました。
「降臨節を迎える」礼拝以後、校内のあちらこちらにクリスマス・リースが飾られました。今回は、香蘭女学校校内のクリスマス・リース探しをしてみましょう。
まずは校門。そして、ビカステス記念館入口横、管理棟事務所受付前、同受付中、本館エントランスホール入口、保健室、生徒ホール、普通教室はドアの丸窓に、オーキッドホール、礼拝堂エントランスなどに、大きなものから小さなものまでそれぞれ素敵なリースが飾られました。
華道部の生徒が作製した作品は校門やエントランスホール入口に掛けられていますが、このほか今年も校務職員の方が作製した美しい大作があちらこちらに掛けられています。

クリスマスに向けて校内各所にクリブが置かれました2017年12月27日掲載

12月1日に「降臨節を迎える礼拝」と「クリスマス・イルミネーション点灯式」が行われてから、香蘭女学校はクリスマス(降誕日)を迎える降臨節(アドヴェント)の期間に入りました。
これに合わせて、礼拝堂エントランス、本館エントランス・ホール、事務所受付などには、大小のクリブが飾られました。クリブとは、イエス・キリストの降誕の様子を模した馬小屋の模型のことです。礼拝堂エントランス階段脇に置かれたクリブは薄茶色の風合いのものです。また、本館エントランス・ホールに置かれたクリブは、フィリピン製の大きな、そして色彩あざやかなクリブで、天使は遥か上方を飛んでいます。反対に事務所受付のクリブは、とても小さな可愛らしいものです。
降臨節に入ると毎年校内に飾られるこれらのクリブは、イエスの誕生を待ち望む期間であるアドヴェントに相応しく、昼間は飾りが楽しく夜はイルミネーションが輝く大きな樅の木のクリスマス・ツリーとともに、香蘭女学校の生徒たちのクリスマスへの思いを高める存在となっています。

「高校生新聞」12月号で香蘭女学校高等科の図書委員が本紹介2017年12月26日掲載

高校生新聞社が発行する「高校生新聞」2017年12月号(2017年12月10日発行)で、香蘭女学校高等科の図書委員5名が「女子高校生が主人公の本」をテーマにおすすめの本を紹介しています。
紹介した本は、『蹴りたい背中』(綿矢りさ著、河出文庫)、『そして誰もいなくなる』(今邑彩著、中公文庫)、『ありふれた風景画』(あさのあつこ著、文春文庫)、『いとみち』(越谷オサム著、新潮文庫)、『モナミは世界を終わらせる?』(はやみねかおる著、角川文庫)の5冊です。
友情、SF、ミステリーなど幅広い本が紹介されています。
以下の「高校生新聞2017年12月号」から紹介文を読むことができますので、ぜひご覧ください。

高校生新聞2017年12月号

パレスチナの女性や子どもを支援する活動を生徒が始めました2017年12月25日掲載

既にご紹介しましたように、12月2日の礼拝の中で全校生徒に呼びかけを行った、自主的に計画をたてて準備してきた高等科2・3年生の有志生徒による、パレスチナの女性や子どもたちを支援する活動が、12月4日の昼から校内のエントランス・ホールで開始されました。
一学期の第1回宗教講話で「パレスチナ子どものキャンペーン」事務局長の田中好子さんによる「パレスチナとシリア難民の子どもたち 現状と支援」というお話をうかがって、その後自ら田中好子さんの事務所を訪れ、田中さんたちがパレスチナの女性や子どもたちの支援を行っている話をうかがい、そこでパレスチナ刺繍に出会ったこの生徒たちは、エントランス・ホールにパレスチナ刺繍のリストバンド、クリスマスカード、しおり、ポーチ、バッグなどを並べて販売すると同時に、パレスチナの悲惨な現状、日常生活の様子、伝統衣装、さらにパレスチナ支援の様子などの紹介展示も行いました。
また、パレスチナ刺繍プロジェクト「タトリーズ」のリーフレットや、「パレスチナ子どものキャンペーン」の機関誌「サラーム」の配布もしました。
早速、多くの中高生が集まってきて、展示を熱心に読んだり、パレスチナ刺繍の製品を手に取って眺めたり購入したりしていました。
キリスト教の教えを教育の根幹に置いている香蘭女学校ならではの、意欲的な生徒たちの地道な活動が、いよいよ具体的な形で始まりました。

高等科3年生のグループ研究「諏訪信仰について」が受賞2017年12月24日掲載

國學院大學と高校生新聞社主催による第13回「『地域の伝承文化に学ぶ』コンテスト」(文部科学省・農林水産省・全国高等学校長協会後援)が行われ、香蘭女学校高等科3年生の13名のチームが提出した研究「諏訪信仰について」が、「地域文化研究部門(団体)」で受賞しました。
この研究「諏訪信仰について」は、高校2年生の時にSE学習の講座で「『古事記』を読む」という授業をとっていたメンバーを中心に、国譲り神話の最後に諏訪に逃げた建御名方神と諏訪大社についてフィールドワークする社会科主催の「諏訪研修」に参加したのがきっかけで、諏訪にまつわる信仰を調べることになったそうです。
そして研究が始まり、その成果がまとまったのでこのコンテストに応募してみようということになりましたが、それが見事にコンテストの主催者から認められる結果となりました。
その表彰式が、12月3日に國學院大學の学術メディアセンター1階にある常磐松ホールで行われました。
主催者を代表して、國學院大學の赤井益久学長の挨拶や来賓の祝辞に引き続き、表彰状授与が行われ、國學院大學の赤井学長から各受賞者に表彰状が手渡されました。「地域文化研究部門」で受賞した香蘭女学校高等科からは、代表して高等科3年生3名が壇上に上がり、表彰状を受け取りました。
表彰状を受け取り、その後の全体集合写真撮影までを緊張しながら経験した高等科3年の生徒たちでしたが、閉会後に香蘭生だけで記念写真スナップを撮った時にはようやくその緊張もとれて、嬉しい満足いっぱいの笑顔を見せていました。

(写真は、表彰式当日の様子、諏訪に出かけた香蘭の諏訪研修の新聞記事、提出した研究の冒頭部分)

礼拝でパレスチナの女性や子ども支援プロジェクトの紹介2017年12月23日掲載

12月1日に降臨節を迎える礼拝を捧げ、また同日クリスマスイルミネーション点灯式を終え、香蘭女学校はアドヴェント(降臨節)に入りました。そして翌2日朝の全校礼拝の中で、高橋チャプレンは、キリスト教の歴史に触れながら、このクリスマス週間の私たちの過ごし方について新たな問いかけをされました。
毎年のようにただ校内だけでクリスマスを祝うだけでなく、クリスマス本来のあり方に立ち帰って、他者へ向けて働きかけをする時にしたらどうか。そしてその中で、キリスト教の生まれた地であるパレスチナの問題を根本から考え直してみてみんなで行動を起こす時にしてみたらどうか。私たちはちょうど一学期の第1回宗教講話で「パレスチナ子どものキャンペーン」事務局長の田中好子さんによる「パレスチナとシリア難民の子どもたち 現状と支援」というお話をうかがって、パレスチナの子どもたちの現状を知らされたが、それをきっかけに活動を開始した生徒たちがいる。――と高等科2年と3年の2人の生徒を紹介されました。
この2人の生徒は、自ら田中好子さんの事務所を訪れ、田中さんたちがパレスチナの女性や子どもたちの支援を行っている話をうかがい、そこでパレスチナ刺繍に出会ったことを話しました。そこで高校生の私たちでもできる支援の活動として、パレスチナの刺繍品をクリスマス週間に校内で販売しようと考えたことを知らせてくれました。また刺繍のみでなく、リストバンド、クリスマスカード、しおり、ポーチ、バッグなども販売するので、是非一緒にお手伝いをしてほしいとの呼びかけを全校生徒に向けて行いました。
生徒の自発的な活動から始まる新たなクリスマス週間の取り組み。今後の継続的な活動に向けて、キリスト教の教えを教育の根幹に置いている香蘭女学校ならではの、意欲的な生徒たちの地道な活動が、いま始まりました。

クリスマス・イルミネーション点灯式を行いました2017年12月22日掲載

教会の暦では、今年は12月3日が降臨節第一主日。イエス・キリストの誕生をお祝いする日(クリスマス)を迎える心の準備をする期間(アドヴェント)の最初の日にあたります。香蘭女学校では今年度も例年通り、その2日前の12月1日の朝に全校で「降臨節を迎える礼拝」を捧げ、お天気に恵まれたその日の夕方、校内にあるクリスマス・ツリーのイルミネーション点灯式が、多くの参加者を得て捧げられました。
午後4時30分、高橋チャプレンの司式により、前もって宗教委員によって作られこの日配られたキャンドルの灯りを手にした参加者全員で、点灯式の式文を唱え、チャプレンの読む「聖マタイによる福音書」第2章7節以下に記されたみ言葉に耳を傾け、そして聖歌第83番をクワイヤーとともに声高らかに歌い上げ、歌い終わるとともに行われた点灯を皆で祝いました。その後は主の祈り、聖歌93番と続き、クリスマス・イルミネーション点灯式は終わりました。
その後12月いっぱいの間は連日、日暮れ前からイルミネーションが点灯され、アプローチは華やかに彩られます。10m近い高さのある点灯されたツリーは毎年、香蘭生がクリスマスを心待ちにする象徴となります。

日本聖公会東京教区の教会のクリスマス礼拝の日時一覧2017年12月21日掲載

香蘭女学校の所属する日本聖公会東京教区の各教会の、クリスマス礼拝の日時一覧が発表されています。
12月24日夜のクリスマス・イブ礼拝と、そのあとに捧げる聖餐式の時間、教会の所在地を転載しました。
是非、教会のクリスマス礼拝にご出席ください。

(写真は、香蘭女学校のお隣にある三光教会の昨2016年のクリスマス・イブ礼拝)

教会の所在地

礼拝の日時

降臨節を迎える礼拝を捧げアドヴェントに入りました2017年12月20日掲載

教会の暦は、12月3日(降臨節第一主日)から降臨節に入りました。
クリスマス(降誕日)までの四週間を降臨節(アドヴェント)と言い、昔からイエス・キリストの降誕を心静かに待ち望む期間としています。香蘭女学校では毎年、クリスマス四週間前の降臨節第一主日直前の金曜朝の礼拝を「降臨節を迎える礼拝」として、毎日の礼拝とは異なる特別の礼拝を捧げています。
今年度は12月1日。この日の朝の全校礼拝は「降臨節を迎える礼拝」として捧げられました。高橋チャプレンの司式により始められた礼拝は、初めに礼拝奉仕の生徒によって降臨節の謂われや物語が語られました。続いて日課朗読奉仕の生徒によって、旧約聖書(イザヤ書2章4節,60章1~3節)が読まれ、そして降臨節の聖歌65番を全員で歌っている最中に、オルター・ギルドの生徒によってアドヴェント・クランツの1本目のろうそくに灯が点されました。主の祈りのあと、礼拝奉仕の生徒による降臨節の祈り、アッシジの聖フランシスの祈りが捧げられました。祝祷の後、降臨節の聖歌69番が歌われ、その最中に祭壇とアドヴェント・クランツの1本のろうそくの灯がともにオルター・ギルドの生徒によって静かに消されました。
アドヴェント・クランツのろうそくは、一週毎に2本目、3本目と点されます。灯が点されるたびに、待ち侘びているキリストのクリスマスが一歩一歩近づいてゆきます。

第4回学校説明会(12月22日、小6対象)は16時30分終了予定2017年12月19日掲載

小学校6年生とその保護者のみを対象とする香蘭女学校の第4回学校説明会が、いよいよ12月22日(金)に迫ってまいりました。
当日は下記のような時間でプログラムを進めてまいります。

13:20 受付開始
14:00 全体会(保護者対象説明会と児童対象説明会を別々に)
15:00 全体会終了予定

全体会終了後に希望者対象の下記プログラムを行います。
1. 教員による個別相談
2. 高等科3年生による校内見学
3. 学校紹介ビデオ、生徒会執行部役員の生徒による学校紹介

16:30 すべてが終了

(写真は、これまでの学校説明会の様子)

二学期も「学年礼拝」が各学年で捧げられました2017年12月18日掲載

香蘭女学校では、毎朝の全校礼拝だけでなく、毎学期学年ごとにホームルームの時間を使って「学年礼拝」を捧げています。全校礼拝とは違った形で、しかも毎朝の礼拝よりも長い時間をかけてささげられる礼拝です。「学年礼拝」は三光教会聖堂に於いて行われます。
学年礼拝の特色の一つに、学年の各クラスの宗教委員が相談をして、学年礼拝の準備をするということがあります。礼拝当日に日課聖書朗読をするのも生徒たちで、また聖歌の伴奏をするオーガニストも生徒たちがつとめます。高橋チャプレンに代わって司式をつとめることもあります。さらに、礼拝の中身も宗教委員が自分たちで相談して作り上げてゆくこともあります。
二学期も一学期に引き続き、各学年でそれぞれ学年礼拝が捧げられていますが、この11月29日に行われた中等科2年の学年礼拝は、宗教委員の司式によって捧げられました。最初に、宗教委員が選んだ聖歌363番を生徒の伴奏によって全員で奉唱し、祈りのことばや詩編の交唱のあと、日課朗読を宗教委員がつとめました。宗教委員が選んだ今回の日課は、「ルカによる福音書」20章9~19節(「ぶどう園と農夫のたとえ」)でした。
引き続き、宗教委員の生徒によって、今回の学年礼拝では、教会の礼拝で捧げる「代祷」を用いて、お祈りのことを考えてみましょうという提案がなされました。自分ではなく、他の人々のために祈りを捧げる「代祷」は、私たちの住むこの世界は、すべて多くの人々との分かち合いによって成り立っているということを礼拝の中で意識しようとする機会であることが、宗教委員によって説明されたあと、学年全員がそれぞれの「代祷」の相手をイメージし、それを周りの席の人と共有する場がしばらくの時間持たれました。そして続いて宗教委員が礼拝堂の生徒の座る会衆席を、いろいろな生徒にマイクを向けて「代祷」の相手が誰であるかを聞いて回り、それらを学年全員で共有しました。最後には会衆席の後ろで一緒に礼拝に参加している高橋チャプレンや学年の先生方にも「代祷」の相手を伺って回りました。
そのあと諸祈祷を捧げましたが、その中の「代祷」では各クラスの宗教委員が自分の祈る相手をそれぞれそこに入れてお祈りを捧げました。最後に、宗教委員が選んだ聖歌517番を歌って、二学期の学年礼拝は終わりました。
香蘭生活の中でも大切な時間の一つである学年礼拝。あっという間の50分です。

高等科2年生有志が参加して鎌倉研修を行いました2017年12月17日掲載

バザーの代休日だった11月24日、高等科2年16名が、社会科主催の鎌倉研修に参加しました。
まっすぐにのびる段葛から始まり、鶴岡八幡宮、畠山重忠邸跡、源頼朝の墓、荏柄天神社、覚園寺、永福寺跡、鎌倉宮まで、寺社やゆかりの人物について事前に調べたことを、1人1人が現地に立って説明しながら巡りました。
現在の鎌倉には、幕府の痕跡は目に見える形ではほとんど残されていません。今回の研修では、発掘の成果や地名、伝承を手がかりに鎌倉時代の鎌倉を探る試みをしました。幕府時代の面影は、地名に比較的とどめられています。「西御門」という地名や、「東御門橋」という橋、鎌倉時代の鎌倉を描いた絵巻物から、頼朝が開いた幕府の跡地を推測してみました。また、「二階堂」という地名の由来となった永福寺跡では、表示板のCG復元画から、中等科の修学旅行で訪ねた平泉の中尊寺や毛越寺をすぐに想起するなど、これまでの経験と結びつけて見学していました。凝灰質砂岩という鎌倉の地質は、縄文時代以来の湿地を都市に変え、そこここに見られる墳墓堂であるやぐらを造ることも可能にしたことや、鳥や植物も見て歩きました。
銀杏や楓が美しく色づく中、頼朝や北条政子が生きた鎌倉時代を、先人が残してくれた記憶をもとにたどった1日でした。

卒業生の上橋菜穂子さんが新刊で香蘭生時代を語っています2017年12月16日掲載

NHK総合テレビの大河ファンタジー「精霊の守り人」は3年目の「最終章」を絶賛放映中ですが、その原作者である上橋菜穂子さん。香蘭女学校の第89回卒業生であり、川村学園女子大学特任教授の文化人類学者でありますが、ご存知のように児童文学作家としても絶大なる評価を得ています。『精霊の守り人』では野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞、アメリカ図書館協会バチェルダー賞を、『闇の守り人』では日本児童文学協会賞を、『夢の守り人』では前2作と合わせて路傍の石文学賞を、『神の守り人』では小学館児童出版文化賞をそれぞれ受賞し、また『獣の奏者』『鹿の王』では本屋大賞、日本医療小説大賞を受賞、その他の作品でも数多くの受賞をしています。さらに2002年には巌谷小波文芸賞、2014年には国際アンデルセン賞作家賞も受賞しています。
その上橋菜穂子さんの最新作のインタビュー・スピーチ&エッセイ集がこの11月に偕成社から出版されました。
この『物語と歩いてきた道』と題されたこの本には、上橋さんが香蘭生だった当時の逸話が多々記載されています。例えば、「あなたの成績表でサーフィンができる」と香蘭の先生に言われたくらい成績に波があった話から始まる「私を育んでくれた懐かしい場所」という章では、中学で文芸部に入り、図書委員にもなって、読書の幅が広がった話が描かれています。さらにその頃、萩尾望都をはじめとした漫画を読み始めてから漫画家になりたいと思うが断念したあと書いた短編小説「天の槍」が旺文社学芸コンクールの佳作に入選した話、香蘭の英国研修旅行に参加した話、同じ頃サトクリフの歴史ファンタジーに出会った話が続き、その中で次第に文化人類学を志すようになったことが記されています。
この本の後半では、「歌って踊れる図書委員」という章があります。香蘭女学校の図書委員時代に本の面白さを香蘭生にわかってもらうために、「お昼休みに寸劇ゲリラ作戦」と称して、大好きな本を寸劇にしてお昼休みに放送するという話から始まり、ヒルダ祭に参加して教室に囲炉裏を作ったり落ち葉をばらまいたり蓑笠をまとって客引きをした話、手作り絵本コンテストに受験戦争そっちのけで応募して見事落選した話などが、次々と楽しい筆致で描かれています。
40年ほど前の話ではありますが、現在も変わらない香蘭女学校の楽しく豊かな学校生活を垣間見ることのできる愉快な逸話を、卒業生の上橋菜穂子さんが紹介してくれました。
上橋菜穂子さんの新刊『物語と歩いてきた道』。一読をお勧めします。

(写真は、新刊『物語と歩いてきた道』表紙、香蘭女学校に講演に来た時の上橋菜穂子さん)

バザーの維持後援会売場で香蘭オリジナルグッズ販売2017年12月15日掲載

11月23日に行われた115年目のチャリティー・バザーでは今年も、香蘭女学校維持後援会の売場が設けられました。本館1階にこの維持講演会の売場が設けられたのは2013年から今年で5年目となります。今年の維持後援会売場でも、香蘭オリジナルグッズの販売が行われました。
今年の香蘭オリジナルグッズは、ビニールポーチ、クワイヤーが歌うCD、クリアファイル2枚組(A4とB6)、ピンバッジ(シャロームの鐘)、ハットピン(シャロームの鐘)、ペンダントヘッド(シャロームの鐘)、キルトピン(シャロームの鐘)、手作りリース各種、そして今年新作が出たネクタイ、スカーフ、ピンバッジ(聖ヒルダ)、香蘭女学校130周年版の2018年版カレンダー、さらに新製品のエプロン、折り紙のお雛様といったラインナップです。このうち、リースは、今年も香蘭女学校の校務員さんの手作りの力作で、一年間かけて北軽井沢の山荘などで木の実などを集めたものをあしらってデザインした立派なリースです。
たくさんのお客様が今年も維持後援会売場を訪れてくださり、購入いただきました。
また、この売場を訪れたお客様や香蘭生たちが目をとめたのは、学校説明会の時に流した香蘭女学校紹介の動画でした。売場で流れる映像を、口々に感想などを述べながらご覧になっていました。
維持後援会の香蘭オリジナルグッズは、バザー以外の時は学校の事務所受付で販売しておりますので、是非ご購入ください。

バザーでガールスカウトが「たかたのゆめちゃん」などの募金2017年12月14日掲載

11月23日のバザーでは、ガールスカウト部の生徒たちがパティオで今年も、「たかたのゆめちゃん募金」「ユニセフ」の活動を行いました。
日本最初のガールスカウトで、東京都第1団として活動している香蘭女学校のガールスカウト部は、ガールスカウト部のOGである北島茉也さん(陸前高田市の復興マスコットキャラクター「たかたのゆめちゃん」のデザイン作者。第116回卒業生)を通じて、東日本大震災の被災地である陸前高田市の復興のための募金などの活動を2012年からずっと続けています。
また、ユニセフ親善大使の黒柳徹子さんが香蘭女学校の卒業生であり、また香蘭女学校維持後援会会長をつとめておられることもあり、ユニセフ募金もガールスカウトは積極的に行っています。

バザーで「平和学習」の展示を行いました2017年12月13日掲載

11月23日に行われた115年目のバザー。ビカステス記念館では「平和学習」の展示を行いました。
今年の展示はまず、10月のヒルダ祭で「広島平和学習」の展示を既に行ったので、主に「I Peace」の活動報告が中心の展示となりました。空襲が実際にはどのようなものであったのか、灯火管制とは何か、国民は空襲からどのように町を守ったのか、学童疎開とは何か、などの発表が行われました。また、昔の遊びのコーナーもあり、小さな子どものお客様が大人に教えてもらいながら遊びを試している姿も見られました。さらに、「広島平和学習」関連のものとしては、会場中央に今年も「千羽鶴プロジェクト」の折り鶴を折るコーナーが設けられたり、『2017年度 広島平和学習文集』と題した感想文集、また2008年より広島女学院が中心となって始められて香蘭女学校も毎年参加している核廃絶署名キャンペーンの署名用紙も置かれ、多くの方が署名をしてくださっていました。
会場では、「広島平和学習」に参加した生徒や、「I Peace」の活動に参加している生徒が、お客様に丁寧に展示の説明をしていました。
今後の「広島平和学習」「I Peace」へ継続するために、多くの方々に見ていただいて思いを共有するとともに、参加し展示の準備をした生徒たちはさらに考えを深める機会とし得た様子でした。

第4回学校説明会「児童プログラム」のweb登録は15日で終了2017年12月12日掲載

小学校6年生のお子様とその保護者の方限定の第4回学校説明会(12月22日)とそのWEB登録については、先にこのホームページでお知らせいたしました。
第4回学校説明会の児童プログラムは、入学試験当日の流れと注意事項や面接についてなどを、高校生と一緒にご説明いたします。参加ご希望の方は、ホームページの《マイページ登録》より12月15日(金)までにご登録ください。
6年生保護者対象ホール全体会は、当日12月22日12時まで登録可能です。今回の説明会では、入試手続きや入試科目と学習アドバイスなどをご説明いたします。また、希望者には個別相談や生徒による校内見学も行います。

(写真は、昨年度2016年の第4回学校説明会の様子)

バザーに今年も東日本大震災被災地支援販売コーナー2017年12月11日掲載

11月23日は香蘭女学校115年目のチャリティー・バザーでした。
このバザーに、今年もまた2011年のバザー以来続いている「東日本大震災被災地支援コーナー」を設けることになり、雨天のため例年とは異なりエントランスホールに於いて販売を行いました。
今年は、東日本大震災被災地のうちの2ヶ所の支援コーナーが置かれました。
宮城県名取市からは、同市閖上で被災した老舗「ささ圭」の笹かまぼこを今年も販売しました。香蘭生は名取市閖上地区へは2011年夏から何度もボランティアに出かけており、今年も3月に訪れています。
宮城県石巻市からは、市内北上町十三浜で獲れた海産物を今年も販売しました。この十三浜のわかめは、2012年春「十三浜わかめプロジェクト」に学校をあげて協力させていただいたわかめです。香蘭生はこの北上町十三浜へは2011年夏から何度もボランティアに出かけていますが、今年も3月に訪れてわかめの作業をお手伝いしました。今回のバザーで販売した品は、ボランティアでお世話になった6軒のお宅からそれぞれ直接取り寄せたもので、ワカメ、茎ワカメ、ワカメ元葉、とろろ昆布、結び昆布、岩海苔の6品目でした。
多くのお客様に被災地の品をご購入いただきました。売り上げは、すべてさまざまな施設・活動に寄付させていただきます。

バザーで「東日本大震災ボランティア」の写真展示を行いました2017年12月10日掲載

11月23日の115年目のバザーでは、キリスト教センター主催の東日本大震災被災地の方々へのボランティアの写真展示を、ビカステス記念館に於いて開催しました。
昨年3月20~23日と今年3月23~26日に宮城県名取市・石巻市(河北・北上地区)の仮設住宅やワカメ養殖・加工業のお宅などをお訪ねした第13・14回「東日本大震災ボランティア」、そして今年8月3~6日に福島県郡山市のセントポール幼稚園の皆様を香蘭女学校の北軽井沢山荘「清香寮」にお招きした第4回「山荘受入ボランティア」。今年もこれらのボランティア活動の様子を写真パネルで展示し、相互交流の現在をご来場くださった方々にご紹介しました。また、「山荘受入ボランティア」の時に、セントポール幼稚園の子どもたちと香蘭生が一緒に作り上げた記念の交流ボードも、写真と一緒に展示されました。
熱心に写真をご覧になっていたお客様が大勢いらっしゃいました。ありがとうございました。

115年目のバザーが盛大に開催されました2017年12月09日掲載

11月23日。待ちに待ったバザーの日を迎えました。1903年に始まった香蘭女学校のチャリティー・バザーも今年で115年目を迎えました。生憎の雨降りで始まりましたが、午後には見事に空は晴れ上がり、やはり最後は神様のお恵みにあずかった今年のバザーでした。
10時の開会前より例年通り大勢のお客様が、列を作られて今や遅しとバザー開会を待ちかまえていらっしゃいました。今年も校内は多くのお客様でにぎわう一日でした。
当日は例年通り、中等科1年生は手作りクリスマスカード売場、中等科2年生は会場係でゴミ当番や机・椅子の準備や片づけ、中等科3年生は生徒製作品売場、高等科1年生はゲームコーナー・つりぼりコーナー・食堂のウエイトレスや校庭での食事販売や食券販売、高等科2年生は食堂の調理、高等科3年生はクラスごとの模擬店をそれぞれ担当しましたが、それぞれが各持ち場で明るい表情いっぱいで大切な奉仕をしていました。また、生徒ホールでは図書委員会の古本市、パティオ入口では園芸係の花市が例年通り開催されました。このほか、父母の会売場や校友会売場も大盛況で、大賑わいでした。
15時の閉会まで、実に多くのお客様にお買い物をしていただきました。ありがとうございました。生徒たちが担当した売り場の収益はすべて、さまざまな施設・活動へ寄付させていただきます。

近隣の教会のクリスマス案内(日本聖公会東京教区)2017年12月08日掲載

香蘭女学校は、降臨節を迎える礼拝を捧げ、またクリスマスイルミネーション点灯式を行って、クリスマスに向けてアドヴェント(降臨節)に入りました。学校では12月25日のクリスマスより前に、二学期のうちに全校生徒によってクリスマス礼拝を捧げるため、生徒たちは皆、冬休みに入ってからクリスマスを迎えることになります。
教会では、12月24日にはクリスマス・イブ礼拝、12月25日はクリスマス礼拝を捧げます。香蘭女学校の属している日本聖公会東京教区にある各教会でも、同様に礼拝を捧げますので、ここに各教会のクリスマスの礼拝をご案内いたします。是非お近くの教会のクリスマスにご参加ください。

下記のバナー「教会のクリスマス礼拝 2017」をクリックしてください。

教会のクリスマス礼拝 2017

(写真は、昨年2016年12月24日三光教会のクリスマスイブ礼拝の様子)

香蘭女学校2018年カレンダー(創立130周年記念)販売中2017年12月07日掲載

11月23日のバザーより、香蘭女学校の2018年カレンダー販売を始めました。
香蘭女学校のカレンダー(壁掛け用)は毎年、香蘭女学校維持後援会(会長:黒柳徹子)によって制作されています。2018年は特に香蘭女学校創立130周年を迎えるため、それを記念して、香蘭女学校130年の歴史を写真でご覧いただけるカレンダーを制作しました。各月のカレンダーには「130周年こぼれ話」として、とっておきの香蘭の歴史トピックスも載せてあり、楽しんでいただけます。
バザーでも大好評で多くの方にご購入いただきましたが、まだ若干残部がありますので、学校受付にて定価1300円で販売しております。どうぞお買い求めください。

(写真は、カレンダー表紙、カレンダー1月の写真、バザーでの維持後援会カレンダー売場)

立大教職課程OBOG教育研修公開講演会で香蘭の取り組み報告2017年12月05日掲載

立教大学の講演会にて香蘭女学校の取り組みが報告されました。
11月18日(土)に立教大学で、教職課程主催・サービスラーニングセンター共催「教職OB・OG 教育研修 公開講演会」が行われました。講演会の題は「学校で生徒たちを大人(市民)に育てるには -18歳選挙権と中等教育のシティズンシップ教育-」というもので、主催者を代表して下地秀樹教職課程主任からの挨拶があったあと、第1部の実践事例報告がありました。最初が田中駿一先生による「リーダーシップ行動の観点から」という報告があり、引き続き香蘭女学校の高大連携プログラム担当教諭である中田奈穂美先生から「高大連携プログラムから」という報告が行われました。中田先生の報告は、昨2016年度に高等科3年生で実施された高大連携特別プログラム「シティズンシップを考える」、また同じく昨年度の高等科3年生2名が発表した第4回シティズンシップ教育ミーティング(日本シティズンシップ教育フォーラム主催)を中心とした報告でした。報告の中で高校生・大学生・教員の3者からの評価等が提示されました。
講評として、「香蘭女学校が丁寧に生徒を育てていることがよく分かった。今後も香蘭女学校と立教大学の連携を図って、生徒・学生を育てていく取り組みを進めていきたい」というお話を頂戴しました。
より良い教育を行うためにも、高校や大学といった「学校」という枠組みを超えた連携に向けて今後も取り組みを続けたいと考えています。

ヒルダ賞受賞作品(美術・書道)が展示されました2017年12月04日掲載

11月15日に行われた2017年度ヒルダ賞授賞式は優秀な作品が揃い、好評のうちに終わりました。その受賞作品のうち、授賞式では映像でしか鑑賞することのできなかった美術・書道の受賞作品が、身近に見ることができるように、エントランス・ホールにその日のうちに展示されました。
目を近づけて見ると、美術作品は根気よく丁寧に何十回も色を重ねていった跡などがはっきりと鑑賞でき、また書道作品は筆遣いから息遣いまでが手に取るように鑑賞できました。
足を止めて友人とともに鑑賞している生徒たちは、口々にその作品群の見事さを語り合っていました。
このヒルダ賞の受賞作品は、英作文の部・作文の部の受賞作も含め、来年7月発行の校内広報誌「春秋の香蘭」第95号に掲載されます。

校内学芸コンクール「ヒルダ賞」授賞式が行われました2017年12月03日掲載

香蘭女学校の校内学芸コンクール、毎年恒例のヒルダ賞の2017年度授賞式が11月15日に行われました。
ヒルダ賞の嚆矢は今から65年前に遡ります。1952年にアメリカのセント・メリー女学校から寄付を受け、セント・メリー賞という名で優秀な生徒作品(作文・絵画・書道)を表彰するようになりました。この賞は1955年に香蘭女学校の英語名に因んでヒルダ賞と改称され、後に英作文の部も設けられて今日に至っています。
ヒルダ賞授賞式の日は授業はせずに、秋晴れの一日、優れた学術・芸術を学校全体で味わう心豊かな日を毎年送っています。
今年度も美術の部・書道の部・英作文の部・作文の部の順番でそれぞれの表彰が、全校生徒が集まる礼拝堂で行われました。美術の部と書道の部は映像を使って作品紹介と美術・書道の先生による講評を、また英作文の部と作文の部は、第一席に選ばれた生徒が全校生徒の前でそれぞれの作品を朗読し、その後英語科・国語科先生からそれぞれ講評を受けました。英作文の部の朗読の時には、内容がよくわかるように全校生徒にその作文のプリントが配布されるので、英語を習い始めたばかりの中等科1年生もそのプリントを食い入るように見ながら、朗読を聞いていました。また、作文の朗読を聞きながら涙を流している生徒も見られました。
今年も作品の質がとても高く、礼拝堂に集まった生徒たちは身を乗り出すようにして作品を鑑賞していました。
最後に鈴木校長先生から、今年初めてこのヒルダ賞授賞式に出席して、このように終日仲間の作品を味わうプログラムということはこれまで経験したことがなかったので驚き、感激したということ、これからも大切にしていってほしいこと、そして来年はこれらの作品を参考にして新たに挑戦してほしいことなどのお話がありました。
今年も実り豊かな授賞式の一日を、全校みんなで共有することができました。

清水台小学校と協働でさいかち坂の落ち葉掃きをしました2017年12月02日掲載

お隣の品川区立清水台小学校とは7年ほど前から、少しずつ児童・生徒間での交流をしてゆこうと話し合いを進め、いろいろなプログラムを適時実施してきました。今年もこの11月13日から断続的に、昼休みに「さいかち坂」の協働落ち葉掃きが始まりました。
清水台小学校と香蘭女学校の前の通りは中原街道(都道2号線)です。この中原街道のうち香蘭女学校のあたりは、別名「さいかち坂」と呼ばれています。品川区教育委員会のたてた「さいかち坂」の謂われを記した道標が、香蘭女学校の前にたてられていますが、そこには次のように記述されています。「さいかち坂の名称の由来は、昔この坂の両側に『さいかちの木』があったからと伝えている。また、中延の麦打唄の中に、『さいかち原の中までも…』とあるように、坂の右手に『さいかち原』があったからだとも伝えられている。大正時代までは、樹木や雑草のしげる昼なお暗い坂であったという。」今もさいかちの大きな木が、三光教会の一角で中原街道をみつめています。
歴史あるこの「さいかち坂」の落ち葉掃きを両校で行うプログラムは、2011年11月29日昼休みにその第1回が実施され、この時香蘭女学校からは高等科2年生の生徒が参加しました。以来毎年、落ち葉の季節になると両校では、特にイチョウ並木となっているこの「さいかち坂」の落ち葉掃きを協働で行うようになりました。
今年も落ち葉掃き当日は、小学生の皆さんは明るく元気に竹箒を上手に使って落ち葉を掃いてくれていました。香蘭女学校からは生徒会役員の生徒たちが小学生と一緒に働きました。小学校と中学高校は学校の時間帯がずれているので、一緒にできる機会が毎回とはいきませんが、できる限り協働できればと考えています。

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