一人一人を大切にする教育

6年完全一貫教育

本校は、中等科1年に入学した生徒たちを高等科卒業までの6年間を通して、丁寧に教育していくことを基本としています。そのため、高等科での生徒募集は行っておりません。
本校の主要教科は全教科です。バランスのとれた基礎力と自らの問いに集注する探究力とを相互に高め合うことが本物の学力を育むと考えるからです。
少女から女性への成長の過程にある大切な6年間という月日の中で、女性の徳性を養い、自らの資質を社会の中で花開かせることを尊重しています。
香蘭女学校の願いは世界の平和を深く願い、世の中に貢献できる女性を育てることにあります。

  • 6年完全一貫教育1

礼法

中等科1年生では小笠原流礼法の授業が週1時間あります。大人として身につけておきたいマナーとその奥にある思いやりの心を学びます。
様々な場面での言葉使いや、和食をいただくとき・電話をかけるときなど、日常生活の作法を学びます。和室で実際の作法なども練習します。また、四季折々の日本の行事風俗など、日本の伝統文化を学ぶ機会にもなっています。

  • 礼法1
  • 礼法2
  • 礼法3

英語教育

創立以来本校では英語教育を重視し、英国流の英語Queen’s Englishを中心に文化や背景の違いを超えて世界で通じる英語の力を育成してきました。英国人宣教師による英語での少人数授業の流れは現在にいたるまで引き継がれ、中等科・高等科全学年において外国人教師によるクラスを2つに分けた人数での授業が必修化されています。iPadを活用した音読や発話の活動を多く取り入れるとともに、洋書を各自のペースに合わせて大量に読み進めていく多読や、自由英作文ノートに様々なテーマについて自分の考えを書いていく活動を通し、「聞く・話す・読む・書く」力を、総合的に育めるようカリキュラムを組んでいます。またSE英語発展講座や国際交流プログラム等生きた英語に触れる機会を多く設け、自然と英語や異文化へ関心を高めていく環境を整えています。

  • 英語教育1
  • 英語教育2
  • 英語教育3
  • 英語教育4
  • 英語教育5

国際交流・異文化理解

本校では海外研修を夏と春に行っています。海外研修は語学を学ぶことだけが目的ではありません。現地の文化を知り、自分と異なる考え方を学ぶことで、グローバル社会に生きる生徒たちの見識を養い、将来の進路選択に繋げることが大きな目的です。
夏には中等科生を対象に、英国・ケンブリッジ大学での研修を行います。生徒は大学寮に宿泊し、ケンブリッジ大学生がバディーとして付き添います。高等科生対象のプログラムは英国・ラグビー校でのインターナショナル語学研修(寮生活)、カナダ・プリンスエドワード島大学での語学研修(ホームステイ)です。
春にはアメリカ・サウスカロライナ州Christ Church Episcopal School(CCES)、韓国・釜山にある昌寧女子校への交換留学プログラムを行います。CCESからは6月に、昌寧女子校からは1月に生徒が来日し、香蘭生活を体験します。

  • 国際交流・異文化理解1
  • 国際交流・異文化理解2
  • 国際交流・異文化理解3
  • 国際交流・異文化理解4
  • 国際交流・異文化理解5
  • 国際交流・異文化理解6

ICT教育

スマートフォンの登場、SNSの普及、生徒を取り巻く環境は日々劇的に進化しています。これから社会に羽ばたいていく世代である生徒たちに必要な力とはどのようなものか。また、身の回りに溢れる大量の情報の中から必要なものを選び、活用する力を育むために取り組むべきことは何であるか。授業だけではなく、本校では様々な場面で生徒たちとICTの橋渡しを考えています。
2012年、全教室への電子黒板設置を皮切りに、校内無線LAN環境の配備、2015年よりiPadの導入が始まりました。授業の中では、プレゼンテーションによる発表する力の養成、知識定着を深める補助教材としてのタブレット利用、英語科の多読授業や、SEでのオンライン英会話など、様々な場面でiPadの活用が始まりました。また、iPadの導入に際し、生徒によるICT委員会を設立しました。立候補したICT委員を中心に、より良いiPadの利用やSNSとの付き合い方を考え、ルールブックを策定しました。そして、低学年へのモラル講習会を行いました。外部からも講師をお招きし、中高生の現状に沿った講演会を行うことでモラル感覚の養成も目指しています。

  • ICT教育1
  • ICT教育2
  • ICT教育3
  • ICT教育4

SE学習

SE(Self Enrichment の略)学習は、2004年度より、中等科2、3年生を対象に新設しました。また、2005年度より対象を高等科2年生まで広げ,現在も多種多様な選択講座が毎年開講されています。
具体的には、中等科2、3年生とも、それぞれ13程度の講座を設置し、生徒は各自自分の現況から考えて適切な講座を選択し、できる限り少人数で、普通授業ではできない一つのことを徹底して一年間を通して学びます。毎週2時間続きのこの時間は、時には校外に出て学習することもできるよう、普通授業より自由度を高めたものとなっています。
また、高等科1、2年生は毎週1時間、高等科生ならではのSE学習に取り組んでいます。将来を見据えた進路に関わる自主的学習の時間と捉え、進路指導と連動した実り多い時間を共有しています。

(2016年度開設の中等科2年〜高等科2年のSE講座(一部抜粋))
華道・茶道・箏曲・能楽入門・舞台の中の音楽・テニス入門・科学実験・デッサン入門・食品の加工・女性史を読む・点字と手話を学ぼう・アンの世界を訪ねて・自然科学入門・自分史を作る・新聞切り抜きコンクールに挑戦しよう 等

  • SE学習1
  • SE学習2
  • SE学習3
  • SE学習4
  • SE学習5
  • SE学習6

中等科3年卒業論文

中高一貫教育の本校では、中等科の学びの総まとめとして卒業論文を書くことを課題としています。1978年から始められた伝統的なプログラムです。
自らの興味、関心に基づいた課題を設定し、探究するプロセスをたどりながら、学び方、考え方を身につけていきます。情報リテラシー(課題を設定する力、情報を収集する力、情報を整理・分析する力、情報を発信する力、探究過程を客観的に振り返る力)を育むことも目指しています。
自己の興味・関心に真摯に向き合うことは将来の自分を考える機会でもあり、自立した学びへとつながります。

テーマ例
日本における女性の社会進出・北欧の住みやすさは日本が見習うべきか・ヨーグルトは本当に健康に良いのか・アニメは日本経済を活性化させる起爆剤となりうるか・紙の本は無くなるのか・戦争下の日本の教育は正しかったのか・日本とイギリスは本当に似ている国なのか など

  • 中等科3年卒業論文1

中等科学習会

中等科では、夏期、2学期、3学期に学習会を開いています。教科担当の先生の指導のもと、立教大学関係校推薦に内定した高等科3年生が中等科生の学習の手助けをする取り組みです。
夏期中等科学習会は7月下旬に1週間実施します。高等科3年生1名で中等科生4〜5名を担当し、1学期の復習を中心としてグループ学習を行っています。
また、2学期と3学期の学習会では、週2回、英語と数学の学習のフォローアップを目的に少人数制でのグループ学習を行っています。高等科3年生1名が中等科生を2〜3名を担当します。中等科生は、先輩からの丁寧で、より細かい個別指導に近い形での指導を受けることで、教科の内容だけではなく、勉強方法も教わることで、学習効果を上げています。

  • 中等科学習会1
  • 中等科学習会2
  • 中等科学習会3

高等科夏期講習・冬期講習

高等科では、希望する進路を実現するために授業以外でも講習を実施しています。
高等科1年は,英国数3教科の学力定着、高等科2、3年は大学進学に向けた各教科の学力強化を目的として夏期講習を実施しており、多くの生徒が受講しています。
また、大学入試の直前講習として冬休みには冬期講習を実施しています。大学入試センター試験対策や志望校対策講座、テーマ別の講座など、生徒の志望に合わせて柔軟に講座を設置し、実施しています。

  • 高等科夏期講習・冬期講習1
  • 高等科夏期講習・冬期講習2
  • 高等科夏期講習・冬期講習3

高等科3年特別プログラム

立教大学関係校推薦に内定した高等科3年生の英語の授業ではTOEIC対策講座を実施しており、2学期、3学期に各1回ずつ受検します。
また、3学期には各教科が開設するテーマ別特別講座や講演会、校外活動などを実施し、大学進学を見据えた総合的な力を身につけることを目指しています。

(2015年度開設の特別講座・講演会・校外活動(一部抜粋))
 特別講座
  プログラミング講座・沖縄の位置を考える・Online Speaking・Living English・English Conversation・読書会〜絵本から現代まで〜・世界遺産検定取得を目指す など

 講演会
  立教大学名誉教授 押見輝男先生  「友情の心理」「絆」
  立教大学キャリアセンターキャリア支援コーディネーター 正木澄江先生  「キャリア・デザイン」
  ホロコースト教育センター 石岡史子さん  「ハンナの鞄」

 校外活動
  大使館訪問・企業訪問(短期インターンシップ)・資料館と博物館調査・ボランティア活動 など

  • 高等科3年特別プログラム1
  • 高等科3年特別プログラム2
  • 高等科3年特別プログラム3
  • 高等科3年特別プログラム4
  • 高等科3年特別プログラム5

校外活動

中等科1年生では、新入生キャンプや山荘生活を通して、キリスト教の精神を学びながらお互いに知り合い、6年間をともに過ごす仲間との人間関係を築き上げていきます。また、7月にはクラスごとに北軽井沢の清香寮に出かけます。2泊3日の共同生活を通して、自己と他者にであうことを目的としています。高等科2年生のボランティアは、食事の準備・片付け、掃除を含めてすべての裏方の仕事を行い、このプログラムを支えています。
中等科2年生では、清里の自然の中での酪農体験を通して、一人ひとりがリーダーとしての働きを自覚し、お互いに支え合い、認め合うことを体験します。
中等科3年生では、三内丸山遺跡・十和田湖と乙女の像・八幡平の自然・中尊寺などを中心に東北を広範囲に渡って建学し、日常生活の中での学習活動との連携を図りながら見識を深めていきます。

高等科1年生では、中等科1年生と同じ時期に同じ場所で新入生キャンプを実施します。高等科生としての新しいスタートを切るために原点に立ち返り、仲間とともに自分の進路に向き合う準備を始めます。
高等科2・3年生ではクラス替えはありません。2年間を繋ぐ時期にあたる3月に修学旅行へと向かいます。5泊6日の中で、吉野・奈良・京都を巡ります。歴史や文化を学ぶとともに、高等科3年生となり卒業後の進路を決定していく自分たちを振り返る有意義な時間ともなっています。

(各学年の校外活動)
中等科1年 新入生キャンプ(4月・2泊3日)・北軽井沢での山荘生活(7月・2泊3日(1クラス単位で実施))
中等科2年 清里での酪農体験(7月・2泊3日(2クラス単位で実施))
中等科3年 東北修学旅行(9月・2泊3日)
高等科1年 新入生キャンプ(4月・2泊3日)
高等科2年 関西修学旅行(3月・5泊6日)

  • 校外活動1
  • 校外活動2
  • 校外活動3
  • 校外活動4
  • 校外活動5
  • 校外活動6

BIG SISTER制度

高等科3年生の中から任命されたBIG SISTERが、中等科1年生の生活のお手伝いをします。朝の礼拝前の点呼や終礼では、様々な連絡事項を伝えるほか折々の学校行事の説明を行ったり、学習と部活動との両立についてアドバイスもしています。学校生活全般のルールや過ごし方など一つひとつ丁寧に教えます。また、終礼後は一緒に教室や特別教室、お手洗いのお掃除もします。

  • BIG SISTER制度1
  • BIG SISTER制度2
  • BIG SISTER制度3

ヒルダ祭

香蘭生が日々励んでいる部活動の中で、文化部の生徒たちにとっての一番の発表の場がヒルダ祭です。ヒルダ祭運営委員18名が考えた、今までの伝統を引き継ぎながらも、新しい発想を取り入れた発表ができるよう努力しています。部活動による参加だけではなく、中等科2年生以上になると、クラスとしても参加することができます。生徒たちは話し合いを進めながら試行錯誤を重ねていく中で、多くのことを学んでいきます。中等科3年生以上が出店する模擬店、iPadを使った映像団体、学校のさまざま場所を装飾する団体など毎年多くのお客様に喜んでいただいています。学年の枠を越え、様々な得意分野を持つ生徒が集まり発表することもできます。また、中等科受験希望者の方には、本校について知ることができる展示発表もされています。

  • ヒルダ祭1
  • ヒルダ祭2
  • ヒルダ祭3
  • ヒルダ祭4
  • ヒルダ祭5
  • ヒルダ祭6

運動会

運動会は、学校行事の中でも思い出に残る行事の1つといわれています。競技内容の決定や審判、生徒の誘導など運動会全般の運営は運動会実行委員会が中心となって行います。運動会には各クラスの係や体育委員、それをとりまとめる実行委員会とたくさんの生徒達が携わっています。高等科2年生から3年生にかけて、体育の授業を通して創り上げる創作ダンスの発表は、定着したプログラムとなっています。また、エール交換はクラスや学年の団結力を育む一助ともなっています。

  • 運動会1
  • 運動会2
  • 運動会3
  • 運動会4
  • 運動会5
  • 運動会6
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